【前編】スカイウェイブ250(CJ44A)のFIチェックランプ点灯を修理してみよう!

ども。

月曜日と言えば週の始まり。

でも、私的には週の終わり、そう、週末です。

休みを規準に考えればの話ですが。

毎週火曜日が休みの場合は、月曜日が週末って事ですな。

で、月曜日は先週の競りで買い付けした車両が届く日と

決まっているんで、そのつもりで色々と段取りしていたのに

車両陸送

いや、日は1台だけしか届いてないっすね~(陸送談)

(ホンマカイナ・・・・?)

へ?

いやいや、北海道、沖縄からの便は極まれに天候などの影響で

水曜日となることがありますが、今回に限ってはその言い訳は出来ませんぜ。

海道からの車両届いてるがなw

まぁ届いてないモン、グダグダ言ってもしゃあないので

水曜日まで待つしかないですな。

それに、車両を持ってきてくれている担当ドライバーに

アレコレ言ってもどうにもならないしw

いや、なんでこんな事言うかって言うとね

過去にも同じような事が有って、その時は担当ドライバーが

営業所内で車両を積み込む際に見落としていて、その結果延着して

こちらも大迷惑被ったって訳です。

通常の陸送便ならば全然問題ありませんが、

競りの落札車両は規定通りに陸送してもらいたいもんですな。うんうん。

↓ この続きを読む ↓

で、今日は昨日のブログで書いていた雨が降りそうな天候に

なったのかというとね、どんよりと曇り空でしたがなんとか

今日の午前中に修理上がりの車両納車2台の引渡しが無事に完了しました。

車両をお預かりしていたお客様に、今回の整備内容を

交換した部品を見せながら説明して完了です。

納車も無事に済ませた所でランチタ~~~イム♪

もちろん今日も・・・・・

サンマリノ

サンマリノ~♪

もうそろそろこのブログをいつも見てくれている人にも刷り込めましたかね?

ランチ = サンマリノ

何この図式w

時間をかけて少しずつ皆さんに刷り込んでいきますw

ご近所に来た際はぜひお立ち寄り下さいませ~。

※関係者ではないです。単なるサンマリノの1ファンですw

今日のランチはこれ。

今日のランチ

ナスとほうれん草のトマトソースパスタ♪

ほうれん草が最高にイケてます。

ほうれん草?

ほうれん草なのか?

本当にほうれん草なの?

心配になってきたけど、ほうれん草なの?

たぶんほうれん草っぽい感じ?

ほうれん草みたいな緑系の野菜?

ほうれん草かどうかも分からない

  私が言う事は呑みにしてはいけませんw

ほうれん草かどうかはご自身でお確かめ下さい。

ほんと、あれはほうれん草だったのか自分でも分からん・・・(ボソ)

じゃ今日もいつものTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

11.4℃

晴れ

晴れ時々曇り

曇り

明日の大阪は移動性高気圧に覆われて概ね晴れる予報です。

北部では寒気の影響で朝方まで雲が広がり、雪や雨の降る所がある見込みです。

明日の最高気温は、今日よりもさらに2℃ほど低い13℃となる予報です。

いつになったら春らしくなるんだか。

寒くなったり暖かくなったり、衣替えも進まないし体調も崩しますわこんな気候じゃ。

それでは本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

スズキ スカイウェイブ250(CJ44A)

スズキ スカイウェイブ250(CJ44A)ですね。

既にアッパーカウルなどが取り外された状態でご来店です。

今回のご入庫はFIのチェックランプ点灯でご入庫です。

いつでも点灯するのではなく、突然点灯したと思ったら

また別の日はまったく点灯しなかったり・・・・。

症状が出たり入ったりする、非常にメンドウな状態です。

症状が出ていないときはね、チェックランプが点灯しないので

診断モードがまったく使いもんにならんのですよ。

スカイウェイブのECUには、過去の故障が記録されない仕様のようで

症状が出ているその時に読み出さなくてはなりません。

チェックランプが点灯するように祈りながらイグニッションONです!

※チェックランプ点灯を祈るってのもおかしな話ですがw

FIチェックランプ点灯

見事にFIのチェックランプ点灯です。

でも、今回のトラブルの症状はフェイルセーフが効いているのか

走行にはあまり支障が有りません。

いや、支障が無いって言うとおかしいですがお店まで

走行して来るぐらいの走行には支障が有りません。

チェックランプが点灯するということは、何かしらのトラブルが発生しているという事には

変わりが有りませんので、点灯した場合は速やかにショップで点検を受けましょう。

走行できるからといって先延ばしにしない事。

ではここからはチェックランプ点灯によって

どの部分にトラブルが出ているのか、エラーコードを読み出してみましょう。

エラーコードの読み出し方法は至って簡単です。

右ウインカー裏のこの辺りに

この辺

ゴムのカバーがついたカプラが有ります。

ゴムカバーが付いたカプラ

このカプラはチェックカプラといわれています。

ダイアグなどと接続できるようになっています。

だから、ECUのすぐそばにこのチェックカラプがあるんですな。

白い方のカプラのゴムカバーを取り外してっと。

ゴムカバーを外す

次に事務用のクリップをこんな風にカットして

クリップを使用する

白/赤と黒/白の部分をクリップで短絡(ショート)させます。

イグニッションON状態でもOFF状態でもいいですが、

他の部分へのショートを避ける為にも、イグニッションOFFの状態で

予め短絡させておいてください。

短絡(ショート)させる

イグニッションONにすると、メーター中央の液晶パネルに

エラーコードが番号の小さい方から順番に切り替わりながら表示されます。

ちなみに、このエラーコードの読み出し方法は

CJ44Aに限らず、CJ45A/CJ46Aでも同様の方法で読み出せます。

で、今回のエラーコードはというと・・・

エラーコード(C28)

【C28】ですね。

ここからは予めメーカーから取り寄せておいた資料を見ながら

このエラーコードが何を表しているかチェックします。

エラーコードの一覧を記載しておきますので参考までにどうぞ。

内容に関してはサービスマニュアルを見るか、メーカーにお問い合わせ下さい。

※内容が多過ぎて書くのが大変で。。。

C00:各センサ良好

C12:クラクシャフトポジションセンサ

C13:吸気圧センサ

C14:スロットルポジションセンサ

C15:水温センサ

C16:スピードセンサ

C21:吸気温センサ

C23:フューエルカットセンサ

C24:イグニッションコイル

C28:セカンダリスロットルバルブアクチュエータ

C29:セカンダリスロットルポジションセンサ

C32:フューエルインジェクタ

C40:IACバルブ

C41:フューエルポンプリレー

C42:イグニッションスイッチ

C44:O2センサ

これを見るとどうやらセカンダリスロットルバルブアクチュエータがダメっぽいですね。

んでそのセカンダリなんちゃらってやつはどこにあるかというと、

シート下のカバーを取り外して

シート下カバーの中

そこから内側を覗き込むとスロットルボディが見えます。

スロットルボディ横に取り付けられている、黒いボックスのようなもの。

セカンダリスロットルバルブアクチュエータ

そうこれがセカンダリスロットルバルブアクチュエータですね。

パーツリスト上では、全く別名なので部品の卸商に説明するのが大変でした。

最終的にはパーツリストをみて確認しましたが。

たしか、スロットルサブ?みたいなそんな名前だったと思います。

じゃこのセカンダリなんちゃらってやつを交換すればいいのかな?

そりゃそうお思いでしょう。

でもね、このセカンダリスロットルバルブアクチュエータってのは

その名前の通り、簡単に言えばただのモーターなので

動いているか動いていないかの判断でOKなんですよ。

動いてなければ素直にセカンダリスロットルバルブアクチュエータ、

つまり

ロットルボディASSY

をご購入下さい。

かなり男前な金額しますので覚悟してくださいw

でもね、アクチュエータが動いていれば問題ないんですよ。

エラーコードが出る原因は、この部品と依存関係にある部品である事が大半です。

その依存関係にある部品ってのが、スロットルポジションセンサですな。

スロットルポジションセンサのエラーは、先ほどのC28のエラーコードで

隠されてしまって表示されないんです。

馬鹿正直にマニュアル通り交換すると、どえらい高い勉強代を支払う事になりますのでご注意を。

とにもかくにも、この状態のままでは分解したり出来ませんので

シート下のカバーをさらに取り外していきましょう。

カバーを取り外す

このカバーを取り外すと、エアークリーナーボックスや

先ほどのスロットルボディなどが見えます。

カバーを取り外した

シートダンパーはステーから取り外して、

シート裏のこの部分に引っ掛けておくと便利です。

ダンパーを引っ掛ける

ここに引っ掛けておくと、シートがこんなにも開いて作業性アップです♪

でも、あまり大きな振動とかはご法度ですよ。

直立状態のシート

これで随分と作業しやすくなりましたね。

ではこのC28のエラーコードが表示されている際の

故障時のアクチュエータの音を動画で撮影しましたのでよく耳を済ませて聞いてください。

※店内のBGMが邪魔ですw


背後で、ジィィィ、ジィィィ、ジイィィィと何度も連続して聞こえますよね。

これがアクチュエータが誤作動している証拠です。

これ以外にも、ジイイィィィィィ・・・・・・・・・・・・・・としばらく鳴り続けている場合も同様の

エラーコード(C28)が出力されます。

でも、こうしてジイイィィィイと音が鳴っている場合は、アクチュエータの作動には問題ないんで

スロットルポジションセンサの異常ということになります。

エラーコードとしては出力されませんが・・・・。

うーんと、説明しにくいのでエラーコードが出力されるまでを

順番にして書いてみました。

1:イグニッションON

2:カンダリスロットルバルブアクチュエータ君が0位置確認の為に作動開始

3:0位置は隣にあるロットルポジションセンサ君によって位置計測してECUさんに教える

4:ロットルポジションセンサがおバカになって0位置が分からないと言いだすここはドコ~?私はダレ~?w

5:カンダリスロットルバルブアクチュエータ君が自分を見失う。ええええええええええっそんなっ・・・

6:ECUさんに急かされてカンダリスロットルバルブアクチュエータ君がさらにテンパって右往左往する。あhすあは▲ふいdh☆ふいおゆ

7:ECUさんがカンダリスロットルバルブアクチュエータ君に、

 『キミさぁ、位置がおかしいんだよね。もしかしてぶっ壊れてんじゃねーの?

  ナニ?仕事するきあんの?ねぇ?聞いてんの?スロットルなんちゃら君さ?』

8:カンダリスロットルバルブアクチュエータ君がECU君に怒られてついに沈黙・・・

9:ECUさんが各機関にフェイルセーフモード発令(エラーコード出力:C28)

つまり、こういう事だったんですね。

可愛そうに、セカンダリスロットルバルブアクチュエータ君のせいだとECUさんに怒られてしまったようです。

本当はスロットルポジションセンサ君が悪いのにね・・・。

さぁさぁ、この問題どうしたものか・・・・

って事でこの続きはまた休み明けの水曜日にご紹介しますねっ♪

じゃ今日はここまで~。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

4.8℃

また今日はえらい寒いですね・・。

風も強く吹いてるのでさらに寒さ倍増です。

今日はマフラー巻いて帰りますわ。

あああああ・・・早く完全に春になってください。

ではまた水曜日にお目にかかりましょう☆

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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コメント

  1. あらうんど より:

    スロットルポジションセンサはcj46aも同じものですか?

  2. オオウチ より:

    スカブcj44aに乗り始めてから、楽しく拝見させていただいています。
    ところで今朝、乗ろうとすると急に青いイグニッションインジケータが点かず、うんともスンともいわず、フロントカウル右下のゴムカバーの下のリレーが入っているところの一つのリレーが「チチチチチチ」と鳴っているんです。CA1a-12V-A-5というリレーでした。

    イグニッションはOFFの状態でも「チチチチチ」と鳴っているので、バッテリに負担をかけると思い、マイナスをはずしました。それであとでもう一度バッテリをつないだのですがやはりリレーが「チチチチチ」と鳴ったままで、仕方なくメカニカルキーを試したのですが、イグニッションインジケータは青く光らず、完全にお手上げです。

    バッテリーはテスターで12,4Vは出ています。そのうちFIランプがついたので、エラーコードを調べてみたのですが、「C42」と出てきました。イグニッションの異常のようですが、近くに信頼できるスズキのお店もなく困っています。レッドバロンやソックスへ電話してもうちでは修理できないと言われ、本当に困りました。

    バイクいじりは好きなので、あとはどこを見るか、もしくはなんとか自走できるようにまでなんとかならないものでしょうか。
    もし、可能な方法があれば教えていただけないでしょうか。

    • centrumMC より:

      こんにちは。
      回答が遅くなりました。

      うーんそうですねぇリレーがどのリレーを差しているのか分かりませんが、
      チチチチと音が鳴っている時、電装部品などがぼんやり点灯していたりという様な事は無いでしょうか?

      あと、文面を読んでいますとイグニッションがONにならないと書いている様にも見えますし、
      イグニッションがONになるとも書いてあるようにも見受けられます。

      エラーコードが表示されるということはイグニッションがONにはなるという事なんだろうと
      理解を進めて話を続けますと、イグニッションOFFでも通電している部位に接触不良や部品の故障などの疑いが
      有るように見受けられます。

      例として代表的なものは
      ・イグニッションスイッチASSY
      ・スターターリレー
      ・イグニッション関連リレー群
      ですね。
      それら以外は全てイグニッションONの後に通電する仕組みなので。

      一番可能性として高いのはやっぱりスターターリレーの不良かなと思っています。