【前編】フォルツァ(MF08)の充電不良を修理してみよう!

ども。

昨日の友人との夕食ですが・・・・

事もあろうか・・・・

懸念していた・・・・

牛さん

牛肉(うしにく)殿 (゜゜;)

ううううぅっ・・・ウシニク・・・・キツイ・・・・。

あの、数ヶ月前のしゃぶしゃぶでお腹を壊して以来、

牛肉・豚肉共に受け付けなくなったアタクシ。

家の夕飯でも牛肉を使った料理は皆無。

目の前で焼いてるのを見て一瞬、食べられるんじゃね?

もう半年ほど経ってるわけですし。

で、満を持して数切れ食べましたけど、

う・・・(–;)うぬぅ・・・

数切れ食べてギブアップ。

胃が受け付けないとかそういう感じじゃ無く、

口に入れろと言う指令が脳から出ないw

もうね、しまいにゃジュージュー焼いてる姿を見ているだけでも吐き気が。

こんな状況下、最終的に食べれる物と言えば・・・鳥(トリ) ・ 鶏(トリ) ・ 酉(トリ)!!!

鶏さん

鶏肉(けーにく)祭り♪

やっぱり鶏っすよ。トリ。

あっさりしてて、多少食べ過ぎても胃もたれ知らず♪

鶏肉は魚と並んで良く口にする食材なので、

暴飲暴食を避けなければ、鶏肉が食えなくなると・・・・肉全滅。。

焼肉屋さんとはオサラバしなくてはなりませんw

牛肉も豚肉も暴飲暴食の祟りなので、肝に銘じて

鶏肉殿を裏切らない様な食生活を♪

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で、今日は朝からお客様がご契約にご来店。

必要書類も全て準備万端でご来店下さいました。

ご成約有り難う御座いました!

夏期休暇明けより順次作業していきますので

しばらくお待ち下さいませ♪

で、休暇前にやっておくべき作業も本日夕方でほぼ片付いたし、

部品の発注FAXとか、見積依頼とかもこなしてから

普段あまり面倒を見てやる事が出来ない

代車(兼、通勤用)のメンテナンスを実施。

明日は軽トラックのオイル交換と洗車、そしてショールームの窓ガラス洗浄、

そしてサーバーの定期メンテナンスです。

飛び込みの作業も明日はほとんどないとの予測で段取り組んでますw

あぁっ!・・・溜まってる鉄くずも捨てに行かないと・・・。

って、今調べたら明日まで休みやん・・・。

年末まで先延ばし確定っとw

あぁっ!・・・朝からお客様の来店予約もあるんだった。

そうだったそうだった。

いつでも見ていただける様に準備してあるので、

特段なにも準備する事無いんですけどね・・・

気に入って貰えたその時は・・・ポチッと!

よろしくお願いしますね♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

あら・・・今朝撮った写真が無くなってる・・・

そういやデジカメのフォルダ整理した時に間違って消したのかも・・・。

ってことで、今日は天気予報だけでw

晴れ

晴れ時々曇り

曇り

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みです。

明日も高温が予想され、熱中症など健康管理に注意が必要です。

そういえば、今日の夕方6秒ぐらい?いやもっと短かったかもしれない。

大粒の雨が数秒間降りました。

ぽつんぽつんと言い始めた頃から含めると、10数秒あったかもしれませんが、

初めのぽつぽつが聞こえ始めてから、急いでお預かり中のバイクを

店内に入れる為に行ってハンドルを握って、スタンドをあげた瞬間止んだw

こんな瞬間的な雨もあるんですな。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ホンダ フォルツァ(MF08)

ホンダ フォルツァ(MF08)ですね。

今回はFIランプの点灯もありますが、ちょいといつもの

FIランプ点灯とは質が違います。

※ABSランプも点灯していますが今回は修理対象外です

原因がはっきり分かっているんです。

なにしろ、新しいバッテリーを取付けても、すぐにバッテリーが上がるらしいので。

これもフォルツァにはよく見掛けられる症状ですね。

充電系のトラブルです。

充電しない > バッテリー電圧下がる > 要求電圧が賄えなくなってくる > FI点灯

ってな訳ですわ。

エンジンを始動して現状の確認と行きましょうか。

ABSランプも点灯しているので、ABS周辺部品との因果関係を

はっきりさせておく必要が有ります。

※思わぬ所で電気を食っている可能性がありますので・・・

エンジンを始動

バッテリーにテスターを予め接続しておき、

回転数を上げて行きながらテスターの数値を見てみると・・・

まったく充電していない

4500rpmで11.15Vってw

全く発電している様子が見られませんな。

これじゃミニ四駆と同じですわ。

バッテリー電圧が下がればエンジンが停止し、電圧が戻るまで再始動不可能に。

バッテリー周辺のヒューズボックスを全てチェックして、

ヒューズ溶断が無いかチェック。

ヒューズをチェックする

ヒューズ溶断が無ければ、このあと説明する手順に従いましょう。

ヒューズ溶断がある場合は、どこかで漏電している可能性がありますので、

少しずつトラブル箇所を探していきましょう。

トラブル解消後に、もう一度バッテリーの充電電圧を確認し、

それでも電圧が上がらない場合は、このあとの手順に進みましょう。

まず充電系統のトラブル原因として思いつくのが、

レギュレターの故障ですね。

レギュレターの役割を簡単にご説明。

フライホイールと巻コイルによって発電される電気は、

プラスマイナスが入れ替わる交流発電方式となっています。

しかし、オートバイや自動車などで使われる電装部品は、

一部を除いて全て直流部品で成り立っています。

簡単に言うと、プラスマイナスがハッキリしていると言う事です。

この線はマイナスで、この線はプラスって感じで。

じゃ、発電した交流をどうしようか。

そこで登場するのがレギュレターレクチファイヤですね。

交流発電された電気を整流して、プラスの電気だけを出力してくれます。

さらに、レギュレター機能が、巻コイルとマグネットによって過剰に

発電された電気の一部を熱に変換して電気を捨て(正確には違いますが)、

電装部品を一定の電圧以下で使用できる様に調整してくれています。

常に高温になるレギュレターは故障が多く、

ホンダ フォルツァに関わらず充電系統のトラブルでは代表的な故障部位です。

まずはレギュレターを疑え!って位。

で、そのレギュレターってのはフォルツァの場合ここにあります。

右シートカバー内側ですね。

レギュレターレクチファイヤ

レギュレターの故障なのか、ジェネレータ(発電機)の故障なのか、

今の状態ではカウルが邪魔で検証のしようがありませんので、

カウルが邪魔

右側の外装を取り外してしまいましょう。

まずはタンデムシート、グラブバーを取り外します。

グラブバーを取り外す

グラブバーにはシートのキャッチ(ロック部)が取付けられていますので、

予め取り外しておきましょうね。

ワイヤーだけを取り外してもOKです。

キャッチ(ロック部)を取り外す

右側シートカバーの固定ボルトが数本

有りますので忘れずに全て取り外してから、カバーを取り外しましょう。

ちょうどエンブレム裏面当りに、ブッシュにツメが差し込まれる固定部位が

ありますので手を下からツッコミながら、指先で押してあげると

ツメが折れたりせずにすみますよ♪

カバーを取り外す

カバーを取り外すとレギュレターがお目見えです♪

レギュレターが見えた

放熱対策のアルミプレートに載せられています。

目視で配線が溶けていないかまずはチェック。

カプラ溶解のチェック

とりあえずカプラの溶解は無いようですね。

ではここから詳細なチェックです。

まずはレギュレターから出てすぐの赤色配線(出力)に

充電電圧があるか確認です。

直近配線で確認

だめっすね。

カプラを取り外した状態でも確認しますが、変わらず出力がありません。

まだこれじゃレギュレターが悪いのか、ジェネレータが悪いのか判断できません。

次はレギュレターへの入力線、つまりジェネレータからの配線カプラ(黄色)を

取り外します。

入力線のカプラを取り外す

ここからはジェネレータの点検を実施します。

各端子(黄色)とボディアースに導通が無いかチェックします。

導通がある場合はジェネレータコイルの短絡の為、

ジェネレータ交換となります。

※途中配線のボディアース短絡の可能性もありますが

ボディアースとの導通確認

今回は大丈夫そうですね。

全ての配線でボディアースとの導通がありませんでした。

次はジェネレータの発電チェックです。

テスターのレンジを交流電圧レンジに切り替えて、

ブースターパックを接続した状態でエンジンを始動させ

各端子間の電圧を計測します。

電圧が低い2 電圧が低い1 回転数を上げて確認

回転数を上げて確認するも、1.8V以上上がってきません・・・。

こりゃジェネレータが完全にお亡くなりになっています。

通常ですと40Vぐらいは出ないとおかしいんですよね。

コイル抵抗値も念のため計測してみますが・・・

※一番小さなレンジで計測する事

抵抗計測

0.3Ω。

通常は1Ωぐらいあるはずなんですけど。

先ほどのコイル単品での発電量を確認した時点で、

ジェネレータの不良である事は分かっていますが、

こうして抵抗値も調べるとよく分かりますね。

抵抗値が低いということはつまり、長く巻かれているはずの

コイルが途中で重なり合っている部位でショートカットしているって事ですね。

だから抵抗値が低いんですね~。

これは発電量にも大きく影響が出ます。

発電量は、コイルの巻量(長さ等)によって決まっていますので、

当然短くなれば発電量も少なくなるってもんですわ。

ここで過去に充電容量不足で交換したジェネレータを

同様に抵抗値を計測してみますと・・・

0.4Ω

0.4Ωですね。

通常の半分以下。

ほぼ今回のフォルツァと似た数値ですね。

これだけ点検し、数値を確認し、過去の事例も引っ張り出して確認すればさ、

もう安心して交換出来るでしょ?w

ジェネレータだ!って決めつけて、

実際交換してみたら違いました。。。

じゃ、あきません。

しかもジェネレータってば結構高額な部品ですので、

お客様からの修理ですと、店側のミスなので自腹を切る事に

なりますのでご注意を。

さぁジェネレータがお亡くなりになっていると言う事が分かりましたので、

取り外し作業に関しては、また明日の記事でご紹介したいと思います。

じゃ今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

35.2℃

明日で巷のお盆休みが終わりますね・・・。

でも・・・

私は明後日からお盆休み♪

明日中にこの記事書き終えられるのか不安が残りますが・・・・(–;)

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

/pFIランプ点灯とは質が違います。nbsp;

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コメント

  1. まさお より:

    バッテリー交換する時にヒューズが飛んだようで・・・
    原因がわからず途方に暮れてた所にブログを拝見してヒューズの点検をしました。
    写真付きでわかりやすく最後の40Aのヒューズが飛んでたのを見つけた時には神さまに出会えた気分でした!
    有り難う御座いますm(_ _)m