GSX750Sカタナのウインカー点灯不良を修理してみよう!

ども。

寒い寒い寒い寒いさっむい!!

なんでこんなに寒いんですか。

(もう10月中旬だから当たり前)

薄手のジャケットを着用していますが、店の表で作業するとガクガクブルブルと

震えてしまいます。

特に夕方頃からぐんぐんと気温が下がって、

修理納車の車両を洗車する手がかじかんでしまう程。

10年に1度と言われる巨大台風が早朝に過ぎ去った、ここ大阪ですが

日中は風が強く、通勤時にもバイクだと左右にフラフラ。

向かい風だとブレーキ掛けてる?って体感出来るぐらいグッと速度が落ちます。

そんな強風の中、時間一杯!時間ギリギリ!で、

今日も車検に行ってきました。

ホンダ VRX400

ほら・・・奥の車検レーンのシャッター閉まってますよね。

帰りに撮影した写真なのですがね、車検はさっさと終わったのですが、

とにかく書類が出てくるのが遅くって、20~30分陸運局で待ちぼうけ・・・・。

↓ この続きを読む ↓

書類が出てくるのを待っていると、知り合いの業者さんに声を掛けられ・・・

『軽トラのバッテリーが上がっちゃって・・・ジャンプしてもらってもいいですか?』

『あっwいいですよwってか、バッテリー上がるとか難儀ですねぇ』

『デスビとかジェネレータがご臨終じゃなきゃいいのですが・・・ありがとうございます!』

しかも、可愛そうなことに車検に来たバイクも、ガス検査で落ちてしまったようで

限定検査証を交付してもらっていました。

ガス検査ってば、テスター持ってないと正確な数値を計測出来ないので

排気ガスの臭いとかで判断するしかないんですよね・・・。

まぁ経験ですね、経験。

時間があれば調整もしたのでしょうけど、さすがに15:50回ると

『また、明日にしてくれる?』

・・・と、検査員からの一言で撃沈確定ですし。

こういう時は15時以降に車検に来て損した-!!!って思いますね。

まぁ当店はガステスター完備ですので、こんな事はおきませんが。

で、話は変わって昨日のお休みのことをちょっと。

いつも当ブログに登場するコイツ。

疲れた・・・

つい先日、足首の間接が折れてしまってですね、なんとか今は

補修して問題なく動いていますが、この先どれだけ持つか分らないので

今のうちにって事で、

加人員募集

の為にまたもIKEAに行ってきましたw

相変わらず殺風景な天井のイケア。

イケア店内

イスとか他の色々な物に興味を示しているワイフィはそっちのけで、

私は目当ての木人形を・・・・おっ!

山積みの木人形

居た居たw

山ほど居ます。

これだけ並んでいるのを見るとちょっと不気味ですね・・・。

適当に2体ほど追加人員を購入してっと。

これで今日のミッションは完了だと思っていたら、

ヘルメットホルダーに使えそうなグッズ発見♪

※今までヘルメットは無造作に店内に置いていたので

少々素材が柔らかいのでちゃんと使えるかどうか心配だったのですが、

壁の内側に柱が走っている所を探して設置。

壁にめり込む犬

どうです?

壁にめり込んでいる犬w

なかなかキュート♪

んでここにヘルメットを掛けてっと。

ヘルメットを掛ける

うん、良い。

良い感じにヘルメットホルダーとして機能してます。

ただ、いつかしっぽが折れてしまいそうな気がするので、

お客様からのお預かりのヘルメットは掛けられないです。

あと、石膏ボードに直接コイツを取り付ける時は、あまり重たい物は

掛けれないですね。

それに、掛けている物を取り外す時にも若干シッポを引っ張ってしまうので

やはり頑丈な柱とかに取り付けるのが吉です。

ヘルメットを掛けるなら必須です。ええ。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

20.6℃

晴れ

晴れ時々曇り

曇り

明日の大阪府の天気は、日本海に中心を持つ高気圧に覆われて、

中部や南部では概ね晴れますが、北部では寒気の影響で、雲が広がるでしょう。

降水確率は明け方と深夜に10%台となっているだけで、日中は0%と

雨の心配はなさそうですよ♪

朝晩の冷え込みが強くなっていますので、グローブとジャケットの準備はお忘れ無く♪

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

スズキ GSX750Sカタナ

スズキ GSX750Sカタナですね。

以前にも何度か登場したことがある車両ですね。

今回は、突然右のウインカーだけが点灯しなくなったとの事でご入庫です。

事前にお電話頂いた際に、接触不良などの可能性もあるので

スイッチボックスのレバー部に潤滑剤を塗って、レバーを操作して

一度確認してみて下さい。

・・・うぬぅ。

どうやらダメだったようで。

単純なスイッチ部の接触不良ではなさそうですね。

で、もう自分じゃどうにもならいって事でご入庫下さいました。

まずは現状の確認。

右にウインカーを出してみますと・・・

左にウインカーを出してみる

やはりインジケータも点灯しませんし、ウインカーリレーからの

カチッ!という音も聞こえませんね。

全くの無反応とはこのこと。

では逆の左側はどうかというと・・・

左にウインカーを出してみる

左側は正常にウインカーが点灯してリレーしますね。

潤滑油を塗ってもう一度レバーを操作してみますが、

やはり右側だけは反応無しです。

うぬぅ。。。

って事で、悩んでいても進まないのでスイッチボックスを分解して行きましょう。

スイッチボックス底部からプラスボルト2本で固定されています。

スイッチボックスを開く

ボルト2本取り外すとスイッチボックスが外れます。

スイッチボックスを開いた

とりあえず開いたスイッチボックスはそのままにしておき、

基本的な部分を確認していきます。

まずは左側サイドカバー内側のヒューズボックス。

ヒューズボックス

ヒューズボックスはGSX750Sカタナの場合、ウインカーヒューズのみ

分離していませんので、ヒューズの問題では無かったです。

車種によっては、左右ウインカー、またはウインカーのみ

ヒューズが分かれている場合がありますので、基本動作としてチェック作業は

いつの時でもお忘れ無く。

次はリヤウインカー配線を確認してみます。

ウインカー配線を確認する

ウインカー配線の接続、マイナスアース線の接続、共に問題有りませんね・・・。

でも、さらにめげずにトラブルシュートです。

左右のウインカー配線を入れ替えて、症状に変化が無いかチェックです。

結果は・・・

症状変わらず右のウインカーのみ点灯せず。

左右の配線を入れ替えると、症状も左右入れ替わりますので

ウインカー本体の配線不良などの問題ではなさそうです。

って事で、スイッチボックスに問題有りと言う事は

ハッキリと分りましたので、スイッチボックスを分解して行きましょう。

内部の小さなボルトを取り外していきます。

スイッチボックス内部を分解する

んでこれが取り外したスイッチレバー部ですね。

分解したスイッチレバー部

スズキのこの年代のスイッチボックスは奇妙ですね。

Lo/Hiビーム切り替えと、ウインカー左右のレバーが

スクエア状に配置されています。

んで、問題はこのスイッチボックスの裏側にありました。

ウインカー配線が千切れてる

ウインカー配線(右)が基板から外れてしまっています。

これがウインカーが出ない原因だったようです。

そりゃ接触不良とかじゃないですわ。

配線が千切れている部分を拡大して見てみましょうか。

ハンダが外れている

ハンダが外れてますね。

いや、どっちかっていうと、配線が腐って千切れた感じっぽい。

まぁどちらにせよ、物理的に繋がっていない以上、ダメな物はダメ。

元通り配線をハンダ付けしたらOKそうですね。うん。

まずは配線の先端を切り取って被覆を剥いておきます。

被覆を剥く

配線先端と接続する端子部にフラックスを予め塗っておきます。

フラックスを塗っておく

フラックスを塗ることによって、ハンダがキレイに早く溶け込むのと

暖める時間が短くなりますので、基板の保護にも役立ちます。

こういう細かい場所ではフラックスを使用すると良いでしょう。

手が二本しかなく全てを手で持ちながら作業すると、

ハンダを入れる手が足りませんので、予め配線側にハンダを入れておきます。

予めハンダを入れておく

そして基板側を暖めてから、配線を持っていって

基板と配線を接続します。

ハンダ付け完了

はい、これでハンダ付け完了です。

ここでウインカーが正常に作動するか確認です。

ウインカーの点灯確認(修理後)

良し♪

右も左も問題なく点滅しました~♪

スイッチボックス内部の断線とは、さすが古い車両ってだけはありますね。

でも、トラブルシューティングには旧車も現行車も関係ありません。

基本に沿って1つずつ作業すれば、きっと修理出来ない事象はありません。

めげずに基本に忠実に作業することが大切です。

端折ってしまった作業に、思わぬ落とし穴があることだって有りますから。

分解していたスイッチレバー部を元通りスイッチボックスに組み付けます。

スイッチレバーを組み戻す

スイッチボックスをハンドルバーに元通り取り付けたら、

最後にもう一度左右のウインカー点灯確認です。

ウインカー点灯確認 左 ウインカー点灯確認 右

左右共に問題なしです~♪

以上でウインカーの修理は完了です!

TMRキャブレターのファンネル仕様なので水を掛けて洗車が出来ませんので

濡れタオルで外装をキレイに拭上げます。

だってね、ちょうどこちらの車両を修理でお預かりしている時って、

向かいのお宅でコメの脱穀というか精米というか、

毎年恒例の作業をしているので車両が全て・・・

コメの粉だらけ

コメ粉だらけw

このままだとお客様も私も腕が痒い痒いになりますので、

全車両毎朝拭き掃除ですよw

ほんとこの時期特有ですわ。このコメ粉は。

※去年の同時期のブログにもネタとして出ていますので検索して下さいw

んで最後にキレイになった車両を記念撮影っと。

作業完了のGSX750Sカタナ

無事に修理完了してお客様も一安心♪

修理費用もスイッチボックスの配線修理だけでしたので、

非常にリーズナブルで笑顔でご帰宅されました。

電装トラブルってば、昨日まで何も異常が無かったのに

突然発生するから困りますよね~。

エンジン不調などは少しずつ症状が出てくるのでわかりやすいですが。

今日も最後まで読んでくれてありがとう御座いました!

明日もまた忘れずに読んで下さいね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

16.4℃

いや~寒い。

夕方にお客様宅へと車両の納車に行っていたんですがね、

窓を開けて走っていると風が冷たいのなんのって。

ここ数日、ずっと痛めたままの首がさらに痛くなってきます。

枕が自分に合っていないのでは・・・と、思っていますが、

なかなかそば殻の枕から離れることが出来ない私。

だって・・・スポンジの枕じゃ寝付きが悪いんですもの。

なんの愚痴やねんw

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

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