【第1回】XJR1300(RP01J)のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

いやぁ~昨日の大阪の夜は凄かったですね。

南大阪だけだったかも?

日中湿度と気温が高かったためか、

帰宅時に店の外に出てびっくり。

フラッシュに反射する水滴

フラッシュが自動で付いちゃったんですけど、

雨も降ってないのにこの有様ですよ。

え?よく分からないって?

フラッシュを切って撮影した画像がこちら。

濃い霧が発生中

辺り一面に濃い霧が立ちこめていて真っ白。

反対側を向いてみると、いつもはクッキリ見えているはずの

反対側の視界

幹線道路(高架)も電灯以外な~んにも見えません。

視界100mぐらいでしょうか。

100mあればさして問題になりませんけどね、

時間が経つにつれてさらに霧は濃くなってきて、

自宅周辺の田園部では、視界30m以下ですよ。マジで。

いつも見えている信号機が見えなかったり、

電灯の明かりが暗すぎて距離感が掴めなかったりと、

結構危なかったです。

こんなにも深い霧が出るなんて珍しいですな。

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でね、今日の夕方ホームセンターにお買い物に

出掛けたんですよね。

モーモー石鹸とゴミ袋を買いに。

ゴミ袋はすぐに見つかって、ついついアレコレ見ていうち内に

イイ物発見しました♪

それがこれ。

ミニサクションカップ!

ミニ・サクションカァーップ!!!

しかもお値段お手頃の900円弱。

1つで5kgまで保持してくれるという優れもの。

このサクションカップがあれば、軽度のガソリンタンクの凹みなんて

軽々直すことが出来ます♪

大きいサイズは結構見掛けるんですが、まさか

ミニタイプがあるだなんて知らなかったので

ついつい買ってしまいました。

代わりに、

石鹸買い忘れたw

・・・・・・・。

まっ、こんなもんですよw

でね、このミニサクションカップのパッケージ写真が

また面白い。

使い方を説明してくれているんですけどね、

一番左端の写真と説明が・・・・

サクションカップの使い方

ビデオデッキを静かに微妙に位置修正したい時に・・・・

はぁ?w

ビデオデッキぐらい手で持てるやんwww

微調整なら尚更手で動かそうよw

しかも、静かにって、静かに移動させるかどうかは

サクションカップ関係ないしw

まだある。

裏面の注意書きもこれまた面白い。

ちょっと出来る台湾人が日本語を書いている様。

その中から1つ。

遊び道具ではありません。これをつかってブランコにしたり、

懸垂を行ったり、箱などに吸着させて

引っ張ったして(※脱字では無い)遊ぶなど、

用途以外の使用はしないで下さい。

ブランコ・懸垂ってwww

本の文化レベル、

  ナメてるの?

直径5cmの吸盤でブランコと懸垂とか

やらんでしょww

ってか、製造国である台湾でもそんなヤツおらんでしょうに。

でもでも、使い勝手良さそうなサクションカップなので

これから重宝しそうです♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

15.4℃

晴れ

晴れ!!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:10%

明日の大阪は高気圧に覆われて

朝からすっきりと晴れるでしょう♪

気温も20℃ぐらいになる予報なので、汗ばむ陽気になるでしょう。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ヤマハ XJR1300

ヤマハ XJR1300(RP01J)ですね。

今回のご入庫は・・・・

センタースタンド部にガソリンが

センタースタンド部にガソリンが漏れて溜まっています。

キャブレターがオーバーフローしているのですよ。

しかも、症状としては結構重篤でね、

外部にオーバーフローしているのと併せて、

エンジン側へもオーバーフローしているようで、

オイルレベルチェック窓を見てみると

オイルが満タンになってる

レベル確認ってか、オイル量が窓よりも上に増え過ぎていて

もはや空気層が見えません。

さらにね、セルスターターを回すと

セルが引っ掛かる

シリンダー内に流れ込んだガソリンで圧縮が

高くなりすぎてセルがコッ!!となってロック。

でも、また何度かしているときちんとクランキング

するんですけどね、どうやら増えすぎたオイルが

ブローバイホースを伝ってエアークリーナーボックスまで

吹き返しちゃってね、もうアチコチにオイルが噴出して大騒ぎ。

って事で、キャブレターのオーバーホール作業と相成ったわけで。

では早速作業開始です。

まずはシートを取り外してっと。

シートを取り外した

次にガソリンタンク後部の取付ボルトを取り外します。

ボルトを取り外す

タンク下のブッシュも一緒に取り外しておきましょう。

取り外したボルトとブッシュ

次にガソリンコック部に接続されている

負圧ホースとガソリンホースを取り外します。

負圧式のコックですので、ガソリンコックにOFFはありません。

ONまたはOFF位置で取り外しましょう。

ホースを取り外す

ホースを取り外したら、ガソリンタンクを少し持ち上げて

ガソリンメーターの配線カプラを取り外しましょう。

ガソリンタンクを持ち上げる際は、持ち上げ過ぎて

タンク前部とフレームを接触させないようにご注意を。

ガソリンメーターの配線カプラ

配線カプラを取り外したら、タンク前部に手をこうして

差し込んで保護しつつ、

手を突っ込んでおく

タンク後方を持ち上げつつ後方に引きながら

ガソリンタンクを取り外しましょう。

タンクを取り外す

んでこれがガソリンタンクを取り外し終えた状態ですね。

ガソリンタンクを取り外し終えた

まだまだキャブレター取り外しまでに

下準備が必要です。

サイドカバーを左右共に取り外しましょう。

サイドカバーを取り外す

サイドカバーを取り外し終えたら、次は

キャブレターとエアークリーナーボックスを繋いでいる

ダクト部の固定バンドを全て緩めておきましょう。

バンドはボルトが外れ落ちない程度まで出来るだけ

緩めておくようにしましょう。

バンドを緩める

エアークリーナーボックス上部に

フレームとの固定ボルトがあり、後方へとスライドするように

なっていますので、ボルトを緩めておきましょう。

※取り外す必要はありません

さらにタンクの取付部の後方にも、同様にスライド出来る

固定部位がありますので、ここもボルトを緩めておきましょう。

もう1つの固定部位

これでエアークリーナーボックスが外れそうでしょ?

いやいや、まだダメですなぁ。

バッテリーも取り外しましょう。

バッテリーを取り外した

これでもまだ外れません。

エアークリーナーボックスと、バッテリーボックスが干渉して

エアークリーナーボックスを十分に後方へと

スライドさせることが出来ません。

バッテリーボックスとの干渉

この車両の場合、フェンダーレスキットが装着されている為、

フェンダーレスキットのバッテリーボックス部も取り外す必要があります。

※純正の場合は分かりませんが・・・

バッテリーボックスをずらした

バッテリーボックスをずらしたら、エアークリーナーボックスも

後方へとずらすことが出来ます。

後方へとスライドさせる

エアークリーナーボックスを後方へとスライドさせると、

自然とキャブレターからダクト部分が抜けます。

ダクトが外れた

後方へとスライドさせたエアークリーナーボックスが

前方へと戻ってこないように、最も後方へとスライドさせた状態で

ボルトを固定しておくと良いでしょう。

ボルトを固定しておく

次はキャブレターに接続されている、チョークケーブルと

スロットルポジションセンサーを取り外します。

スロットルポジションセンサーを取り外す

次にマニーホールドの固定バンドを緩めましょう。

このバンドもボルトが外れない程度まで十分に緩めておきましょう。

バンドを緩める

スロットルケーブルを取り外していきましょう。

車体左側よりスパナを入れてアジャストナットを緩めて、

あとは手でナットを緩められる程度にしておけばOKです。

こうしておけば、キャブレター取り外し後に楽に

スロットルケーブルを取り外して、スムーズに車体から

キャブレターを分離させることが出来ます。

スロットルケーブルを緩めておく

ではキャブレターを取り外していきましょう。

まずは上部よりキャブレター左右をしっかりと持って、

下方へと押し下げてマニーホールドからキャブレターを抜いてっと。

キャブレターを下方へと押し下げる

キャブレターがマニーホールドから外れたら、そのまま

車体右側へとキャブレターをスライドさせて

抜き取っていきましょう。

右側へとスライドさせる

スロットルケーブルなどが引っ掛からないように

注意しながらスライドしてきましょう。

んでキャブレターがエンジン部より外れました。

エンジンから分離したキャブレター

ここで先ほど予め下準備しておいた

スロットルケーブルを取り外しましょう。

下準備をしていなければ、この宙ぶらりんの状態で

スロットルケーブルのアジャストナットを緩める作業をせねばならず、

ナットが固かったりしたらもう大変。

キャブレターとエンジンを接触させてキズでも入ろう物なら。。。

まっ、このブログを読んでから作業している方は

手順通り作業していると思いますので心配は不要でしょうけど。

スロットルケーブルを取り外しました~。

スロットルケーブルを取り外した

スロットルケーブルを取り外すと、キャブレターを

完全に車体から分離させることが出来ます。

んでこれが取り外し終えたキャブレターですね。

取り外したキャブレター

一見するとそんなに汚れているようには見えないのに・・・・。

でもね、キャブレターを分解している段階から

緑臭がプンプンしているのは気のせいでしょうかw

こりゃきっと内部もアマゾングリーンになっているはず。

さぁ今日はキャブレターの取り外しまで終わりましたので、

この続きはまた明日の更新でご紹介しますね!

だから明日も忘れずチェックチェック~♪

じゃ今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

10.0℃

明日は久し振りにすっきりと晴れそうなので楽しみ♪

ここんとこ雨か曇りばかりなのでね。

でも、また明日以降は曇り空が続きそうです。

まだまだ日中との気温差が激しい季節なので、

体調崩さぬようご注意くださいね♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

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