【第1回】マジェスティ250のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は午前中お休みを頂き有り難うございました。

おかげ様で次女の幼稚園の入学式に行く事ができました。

満開の桜

入学式といっても小学校のような統率の取れた式に

なるわけもなく、最後のお土産のひよこ饅頭を食べ始める子や、

好き勝手走り回る子、親の足元から離れない子、

とにかく子供というのは実に無垢です。

これから少しずつおねえちゃんになっていく

次女の成長が楽しみです♪

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今日は午前中のお休みを頂いた手前、

午後からは詰まりに詰まった仕事をこなしていきます。

そんな中の1台がこちら。

といっても、これは昨晩の内に作業を完了した車両です。

ホンダ DIO

ホンダ DIO

しかもブルーに塗装されてます。

塗装肌はシャークスキン仕様で、シートはダメージ加工、

まるでサハラ砂漠を走破してきたような粉塵加工済み。

おまけに、リヤタイヤは

スリック!?

セミスリック仕様w

さすがにこれから雨が多くなる季節に、セミスリックはダメだろうって事で

リヤタイヤの交換です。

交換の様子については写真撮影をしておりませんが、

タイヤ交換時に発見した驚きの1枚がこちら。

R.P.Mですか?

全く何処からどう見てもノーマルマフラーなのに、

PRODUCED BY R.P.M

エエエェェェエェェッ!!!!

10数年バイクショップに勤めていますが、

こんなマフラー初めて見ました。

いや、スクーターは元々あまり扱っていなかったので

余計に見る機会がなかったんでしょうけど、

こんなのがあるんだ・・・フムフム・・・とお勉強。

業務連絡!(笑

まっちゃんこんなの知ってた? 

イミフ てへぺろ♪

スミマセン。

意味が分からないと思いますが、分かる人にしか分からない

ネタなので分からない人はスルーしてください。

ってか、スルーしていると思いますが。

午後一番の作業はこちら。

ドラッグスター250

ヤマハ ドラッグスター250

これにシーシーバーを取り付けました。

お客様の予算の都合上あまり高価なものは取り付けできないって事で

格安のシーシーバーをチョイス。

取り付けも純正のフェンダーレールとフェンダーの間に挟むだけ。

取り付け時間は10分。

完成状態がこちら。

シーシーバー取り付け完了

高さも50cmで程よい長さでGOOD。

シーシーバーがいいカンジ

ドラッグスター250

背景がこちゃごちゃして分かりにくいですが、

お客様も大変喜んでおられて、終始ニヤニヤニヤニヤ♪

その後お客様が入れ替わり立ち変わり、

電話もそんな時に限って鳴るわ鳴るわ。

今日も多数のご来店、

  お電話誠に有り難うございました!

そして新しくセントラムモーターサイクルに仲間入りした

コイツもご紹介。

スナップオンのギフトバケツセット

スナップオンのギフトバケツセット♪

スナップオンレッドのバケツと、スナップオンのロゴ入り

コップが4つのセットです。

目当ては赤色のスナップオンバケツ。

コップはおうちに持って帰って使用しましょうか。

家でも店でもスナップオン♪

はい、それでは本題に入る前にいつもの

開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

今日は開店が遅かったのでそれを加味してご覧ください。

TODAYのグリップ表面温度

22.2℃

22℃ですよ。22℃。

そりゃ日中は暑くて仕方ないはずです。

では本題です。

今日から

マジェスティ250のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

シリーズが始まります。

マジェスティ250といっても、初期型から現行モデルまで

幅広くありますが、ここで取り上げるのはSG03Jマジェスティとなります。

車両全景写真を撮影するのを忘れていたので

いきなり分解していく部分からはじめます。

マジェスティのキャブレターは、メットインボックスの

底面付近にある為、リヤ廻りのカウル類をすべて取り外さないと

キャブレターを取り外す事ができません。

まずはメットイン内部を固定しているボルト、ナットを全て取り外します。

メットインボックス内部のボルト類を外す

シートロックの固定部分のボルトも忘れずに取り外しておいて下さい。

次はタンデムシートも取り外します。

タンデムシートはメットインボックス内部から左右1ヶ所ずつ固定されています。

タンデムシートの固定ボルトを外す

ナットを外すと簡単にシートが取り外せます。

タンデムシートを取り外す

タンデムシートを取り外すとこんな状態になります。

タンデムシートを取り外した

メットインボックスがなにやらイケない事になっていますが

見なかったことにしておきましょう。

次はリヤグラブバーを取り外しましょう。

上の写真でも分かるように周囲4ヶ所で固定されています。

グラブバーの固定ボルトを外す

4本取り外すとなんの引っ掛かりもなく取り外せます。

グラブバーを取り外した状態

じゃ次の作業はテールランプ下のカウルを取り外しましょう。

テールランプ下のカウルを外す

下から固定されています。

固定ボルトを取り外す

電動ドライバーでギュルギュル♪

ボルトを取り外し終わったら真後ろにカウルを引き抜くように

して取り外しましょう。

引っ張って取り外す

カウルの取り外しが完了したら、 次はサイドカウルを取り外していきます。

サイドカウルの固定ボルトは、先ほど取り外したカウルの

内側に2本と、

テールランプ下の2本

メットインボックスのフチ付近に2本あります。

サイドカウルのメットイン側固定ボルト2本

固定ボルトはまだあります。

最後の1本はここにあります。

サイドカウル固定ボルトの最後の1本

そうですね。

インナーカウルの左右にある小窓を取り外したところに1本あります。

これも忘れずに取り外しておきましょう。

全てのボルトを取り外したら、サイドカウルを後方にスライドして取り外します。

スライドさせて取り外す

サイドカウルの取り外しが完了したら次は、

メインシートの取り外しです。

まずはメインシート裏の固定ボルト4本を取り外します。

メインシートを取り外す

ボルトを外すとメインシートがパコっと取り外せます。

メインシートが外れた

メインシートを取り外したら、次はこのブーメランみたいな、

ハチマキみたいな、なんていうのか、を取り外します。

これを取り外す

ここも電動ドライバーでギュルギュル一気に取り外します。

電動ドライバーでギュルギュル

ボルトを外してコイツも取り外します。

取り外す

この部品を外すとメットインボックス内部照明用のセンサーカプラが

見えますので取り外しておきます。

照明点灯用センサーのカプラ

次は給油口の部分を分解していきます。

給油口部分を分解する

上部2ヶ所のボルトを外してガソリンキャップを取り外して、

カバーを引っ張って外します。

給油口のカバーを取り外す

給油口のカバーを取り外すと内側にシートダンパーが見えます。

給油口のカバーが外れた状態

このシートダンパーを外さない限り、メットインボックスを取り外す事が

出来ませんのでお忘れなく。

シートダンパーはピン1本で車体側と固定しているだけですので

ピンを取り外してシートダンパーを車体から取り外しておきます。

シートダンパーのピンを外す

ピンを外して、ダンパーを手前に引いて取り外す。

シートダンパーが外れた

写真でもそうですが、給油口カバーを取り外したあとは、

異物混入しないようにすぐにガソリンキャップは取り付けておきましょう。

次はシートのヒンジ部分のピンを取り外します。

ヒンジのピンを外す

車体左側から右側に向って押して引き抜きます。

ピンを取り外すとメットインの上側のみ取り外す事ができます。

メットインボックスの上側だけ外す

シートダンパーがあるので、後方にずらすようにすると外れます。

さぁいよいよ大本命のメットインボックス本体の取り外しです。

まずはメットインボックスを前方に向ってずらします。

前方にずらす

前方にずらすのには訳があって、メットインボックスの最後尾部分が

車体側に引っ掛かっている為で、この引っ掛かりを外さないと

メットインボックスを取り外せないんです。

それでは前方にずらしたら、メットインボックス後ろ側を持ち上げるようにして

取り外します。

メットインボックスを取り外す

はい、これでメットインボックスの取り外しが完了です♪

キャブレターもやっと見える様になりました。

取り外した状態がこちら。

メットインボックスの取り外し完了

キレイサッパリよく見える様になりましたね。

キャブレターにアクセスするのにここまで分解しないと

ダメなのはビッグスクーターの特徴ですね。

工賃がやや高くなるのも頷けます。(私が言うことでもないですがw

じゃ今日はここまで。

明日はキャブレターの分解に作業はうつりますのでお楽しみに♪

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

13.4℃

夜になって雨が降ってきました。

でも温度は10℃越えの13.4℃。

ではまた♪

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