【前編】キムコ グランドディンク250の電装不良を修理してみよう!

ども。

今日の朝はまた寒かったですねぇ。

朝バイクの出し入れをする際に

グリップを握るだけで、

おっ、今日は氷点下だな

とか、

おう、今日は5℃ぐらいありそうだな

とか分かるようになってきました。

でね、今日は特別冷たいなぁ・・・って思ってて

ちょうど良い所に冷たそうなグリップがあったので

参考までにちょっと写真を撮っておきました。

ゴムのグリップですとさほど寒くない朝も、

アルミ製のグリップですとこんなにも

冷たくなるんですね。

アルミ製グリップの表面温度

氷点下3.8℃

つっめたwww

アルミグリップは冬は冷たいし、

夏は燃えるように暑いし、

汗掻いたら滑るし、

見た目のみかww

だよねだよね。

アメリカンってのは機能や性能を

失ってでも見た目を取る乗り物ですからね。ええ。

これでいいんですよアメリカンは。

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で話は変わって、今日オイル交換で

ご来店頂いた、ホンダのTODAYですが

こりゃまた立派に飾り付けされていました。

ファンカバー部に巣くう蜘蛛

盛大に飾り付けしてある蜘蛛の巣・・・・

なんかでっかい蜘蛛が出てきそうで

びくびくしながらオイル交換していたんですが

蜘蛛がこんな所に巣を作るなんて

珍しいねぇ。

もっと奥の方なら分かるんだけど、

こんな表側に巣なんて作ったら

すぐに風で潰れちゃいそうなのに。

立派な蜘蛛の巣

でも、お客様の話を聞いてると

どうやら数ヶ月間駐輪場に置きっ放しだったとか。

で、久し振りに乗るからっていうんで

オイル交換にご来店下さったようです。

一応、お客様に

凄い蜘蛛の巣張ってるんで取っときますね

と、断りを入れてから木の枝で

綿あめを作るようにして撤去。

ごめんね蜘蛛さん。

蜘蛛は益虫です。はい。

では今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

5.6℃

晴れ時々曇り

晴れ時々曇り!

~06時:10% ~12時:0%

~18時:0% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて

概ね晴れますが、気圧の谷の影響で

北部では雲が広がりやすい見込みです。

降水確率は低いので雨の心配は無さそうですね。

気温も今日よりは少し上昇して

寒さも少し和らぐでしょうか。

では今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

キムコ グランドディンク250

キムコ グランドディンク250Xですね。

Xに限らずグランドディンク250だったら

同じ症状になる方もいらっしゃるかも

しれませんので今回は

記事にしてみようと思いました。

そんなに長くなるような記事ではありませんが、

1回で書くにはちょっと写真が多くなりそうなので

前編と後編の2回に分けてご紹介します。

症状としては以下の通り。

・イグニッションONで正常にエンジンが始動

・時々、セルスタートスイッチを押すと全電源喪失

・時々、イグニッションONでも電源通らず

といった症状です。

一度エンジンが始動すると止めるまでは症状が

全く出ないという状態ですね。

いずれの場合も、セルスタート時に限って発生する

事が多いようです。

バッテリー不良も疑わしいので、まずは

メットインボックス後部にあるバッテリーに

ブースターパックを接続してっと。

ブースターパックを接続する

これで電源は問題なしっと。

いざ、イグニッションON!!!

(カチッ)

イグニッションON

電源通らず(;´Д`)

何度やってもイグニッションがONに

なりませんね・・・。

んー、ヒューズボックスでもとりあえずまずは

見てみようかねぇ。

イグニッショのヒューズが駄目なのかも知れないしね。

ヒューズボックスはバッテリーのすぐ脇に

鎮座していますので確認しましょう。

ヒューズの確認

ヒューズを1つずつ抜いて確認しましたが

どれも切れていませんし、緑青が沸いて

接触不良を起こしているという事も有りません。

と言うことはやっぱり電源そのものが怪しい・・・・。

って事でバッテリーを取り外してみます。

ターミナルを取り外す

この時、接触不良などを探す為に

イグニッションをONのままで

作業していたんですけど、

バッテリーターミナルを取り外そうと

工具を当ててボルトを緩めていると

(カチッ)

(カチカチッ)

おw

そうなんです。

マイナスのバッテリーターミナルを緩めていると

電源が入ったりしたんですねぇ。

なるほど・・・やはりこの辺りでしたか。

って事でマイナスターミナルを取外しました。

取り外したマイナスターミナル

この根本に巻かれた絶縁テープが

いかにも怪しい感じがします。ハイ。

根本に巻かれた絶縁テープ

んでこの絶縁テープを剥がしていると

どうもターミナルの様子がおかしい。

なんていうか、こう・・・配線と端子部分が

グラグラしてるのよねw

そんなこと通常はあり得ないんだけど、

キムコなら有り得るって事でしょうか。

んで絶縁テープを剥がして見ると

こんな感じになっていました。

配線が抜けかけてる

銅線が端子からほぼ抜けてますwww

しかもかなり圧着が緩んでますね。

ってか・・・

銅線が抜けてしまった

抜けたっwww

あかんがなあかんがなwww

抜けたら駄目ですってば。

そりゃマイナスターミナルがこんな調子じゃ

お客様の言っておられた症状も

納得ですよ。ええ。

でもまぁ端子部分が割れてたり

こんな太い配線が途中で断線し掛かっていたら

ちょっと修理がすぐに出来ないかも

しれませんでしたが、この程度なら

すぐにでも修理が出来そうです。

修理の詳細については、また明日更新の

記事でご紹介しますので明日も

忘れずにチェックをお願いしますね♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

-1.6℃

おぉぉっ今日はえらく暖房が

ゴゥゴゥずーっと唸ってるなと思ったら

朝と同じ様に夜もよく冷えこんでますな。

今日もまた修理預かりの車両が増えましたw

明日2台程お返しする予定なので

ちょっとマシになるかな?

そうでもないかww

依然として入庫の予約が先まで詰まっているので

やりくりするのが大変です(⌒-⌒; )

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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