FTR223のリヤタイヤをロードパターンタイヤに交換してみよう!

ども。

今日も朝から晴天に恵まれた、イイ一日になりましたね。

朝から気温もグングン上昇して、お昼頃ともなると

そりゃあもうね、

士用肌着のい事いこと・・・ 

一日中、この日中ぐらいの気温なら紳士用肌着も

脱ぎ捨ててもいいんですが、ここ美木多上1-2は

山からの冷気の通り道なので夜はまだまだ冷え込むので

夜の事を考えると、まだ紳士用肌着は手放せません・・・。

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今日は朝から新車の納車とシグナスX-FIの定期点検を行い、

その傍ら午後一番でオイル交換に来られたこちらの車両に

とんでも!な事実が発覚。

スズキ GSX750S カタナ

スズキ GSX750Sカタナですね。

既に生産終了したモデルですが、未だに根強い人気があるモデルですね。

オイル交換をサクサクッと済ませ、納品書を作成する為に顧客情報を

確認していると・・・

車検満了日:24年4月X日

あざーす!!

違っw 

 ジーザスぅっ!!

念のため検査標章を確認してみると、

やはり24年4月とな・・・。

あのぉ~○○さん、

自賠責保険の更新お知らせの

  ハガキ届いてませんでした?

見た様な見てないような・・・

って事で、そのまま車両をお預かりする事に。

ここ最近は走行距離があまり伸びてないようで、

保管期間の方が長い為かフロントフォークからのオイル漏れも

していましたので、車検にあわせて整備も同時に行う事に。

皆様、車検切れにはご注意を。

継続車検は車検満了1ヶ月前から受けることが出来ます。

それよりもっと早く受験することも可能ですが、

車検満了日は1ヶ月を超えて伸長する事はありませんのでご注意下さい。

って事でいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度からお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

23.2℃

そりゃ朝から暑いはずですね。

23.2℃って。

今日は昨日に引き続きこちらの車両。

ホンダ FTR223

ホンダ FTR223ですね。

昨日はフロントタイヤを交換する様子をご紹介しましたが、

今日はリヤタイヤを交換する様子をご紹介します。

フロントタイヤ交換時の記事は以下のリンクよりご覧ください。

FTR223のフロントタイヤをロードパターンタイプに交換してみよう!

まずは交換する前のタイヤの状態を確認。

交換前のリヤタイヤ

フロント同様にひび割れと磨耗が進んでいます。

まずはアクスルシャフトをジャッキアップ前に緩めておきましょう。

アクスルシャフトを緩める

フロントと違い、リヤは完全にボルトナットで固定されているので、

ナットは完全に取り外してもOKです。

アクスルナットを取り外したら次は、ブレーキ調整ナットを完全に取り外して

スプリング等を無くさないようにしておきます。

次はいよいよジャッキアップです。

ジャッキアップポイントは、マフラー裏側にあるこの部分に

ジャッキを掛けると不安なクジャッキアップ出来ます。

ジャッキアップポイント

ジャッキを掛けてリヤホイールが地面から少し浮いて、

手でホイールを回せる位上がればOKです。

ジャッキアップしたら、予め緩めておいたアクスルシャフトを抜き取ります。

アクスルシャフトを抜き取る

アクスルシャフトを抜き取る時は、リヤホイールの下に

フロントホイールの取り外し時と同様に、つま先を少し差し込んでおくと

アクスルシャフトに荷重が掛からないので、抜き取りやすいですよ♪

アクスルシャフト抜き終わったら、スプロケットからチェーンを取り外して

スイングアームにキズが使いないようにウエスを挟んで

ホイール脱着時に邪魔にならないように退避しておきます。

チェーンを取り外す

チェーンをはずしたらホイールを後方に抜き取ってきます。

ホイールを後方に抜き取る

取り外したホイールをよくよく確認すると、

スプロケット部分に謎のキズが大量に。

スプロケットがガッリガリ

これは恐らく過去にチェーン調整をしないまま乗っていて、

緩んだチェーンが外れてスプロケットに絡み付いて付いたキズでしょうね。

スプロケットを固定しているスタッドボルトやナットも

相当削れているので、次回スプロケット交換時に

痛めてしまわないか不安です。

さっそく取り外したリヤホイールからタイヤを取り外します。

もちろん使用するのはいつものタイヤレバーです。

タイヤレバーを掛けてビードを起こしてくると・・・・

えげつないひび割れ

そりゃもう、えげつないひび割れ具合です。

表面だけ見ていると、小さなヒビが縦横無尽に走っているだけですが

実際にこうして作業してみると、見た目以上にひび割れがひどい事が良く分かりますね。

タイヤにひび割れが多く発生してる場合は、

お早めに交換をお願いします。

ビードを反面はずし終わったら、内部からチューブを抜き取ってっと

チューブを取り外す

チューブを取り外したら最後にタイヤを取り外します。

そしてタイヤを取り外し終わった状態がこちら。

タイヤの取り外し完了

さぁ~作業はドンドン進みます。

古いリムバンドを新しいリムバンドに交換しておきます。

リムバンドはタイヤ交換時に必ず同時交換しましょう。

リムバンドが千切れそうになっている、 リムバンドが硬化しているなどなど、

たった数百円のリムバンドですが、リムバンドが千切れたりすると

ホイールが路面のギャップを拾った際に、スポークがチューブを突き上げて

パンクしてしまいます。

リムバンドはスポークの突き上げからチューブを保護する目的で

取り付けられていますので、ケチらずに必ず交換しましょう。

リムバンドを交換する

リムバンドを交換して、新しいタイヤを入れて完成です♪

もちろん、フロントと同じIRC WF920を装着です。

リヤタイヤの交換完了

純正に比べたら100倍位よく転がってくれそうなツルツル感w

お客様にもきっとご満足いただけるはず。

リヤホイールを取り付ける前に、取り外してあるブレーキシューの

汚れをエアーブローしておきます。

ブレーキアームのカムの動きが渋いようであれば、分解してグリスアップしておきます。

ブレーキシューをエアーブローする

カムの動きも正常でしたので、エアーブロー完了後はそのまま組み戻します。

ホイールも取り付ける前に、ベアリング類異状の点検をして

ベアリング左右共にグリスをしっかり塗りこんでおきます。

アクスルシャフトにも忘れずにグリスを塗っておくように。

ベアリングの点検とグリスアップ

ホイールにドラムパネルを入れて、スイングアームに元通り

入れていきますが、FTR223はドラムパネルを固定する

トルクロッドが無いモデルなので、その代わりにスイングアーム内側に

ドラムパネルを固定する突起があります。

ドラムパネルのストッパー

ホイールを取り付ける際は、この突起(ストッパー)部分に

ドラムパネルをスライドして入れましょう。

狙いを定めてうまく入れれば、そんなに固くて入らないということはありませんので、

固いからといってグイグイしないように。

ジャッキが外れてしまう場合がありますのでご注意を。

真っ直ぐ入れればすんなり入りますから。

ドラムパネルもうまく入ったら、チェーンを元通りスプロケットに引っ掛けて

アクスルシャフトを入れていきます。

アクスルシャフトを差し込む

アクスルシャフトを差し込んで、しっかりと固定してブレーキ調整が

終わったら、リヤタイヤ交換作業は完了です~♪

作業完了

最後にお客様にお返しする前に洗車しておきます。

タイヤ交換後はあちこち汚れが付着していますので必ず洗車します。

指の跡や手の跡が付いたまま返すなんて出来ませんからね。

ホイールを洗浄する

ゴシゴシ洗って拭き上げて完了っ♪

じゃ今日はここまでっ。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

18.8℃

今日の帰りはネックウォーマーが必要ないですね。

このぐらい温度が高ければバイクで通勤してても

首元から入ってくる風も気にならないです。

ではまた明日♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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