【第3回】VS1400イントルーダーの腐食したガソリンタンクをワコーズのピカタンを使って洗浄してみよう!

ども。

ついにこの日がやってきました・・・。

長年使ってきたタイヤゲージの引退の日。

現在使用しているこのミシュランのタイヤゲージは

もう10年以上使ってきたかなぁ。

ミシュランのタイヤゲージ

今日は土曜日ということでいつものスナップオンが来て

あれやこれやと談笑していた中で、ふと担当の方が

今、タイヤゲージのチェック用機器を積んでるんで
良かったらチェックしてみてください

ほぉほぉ、そういやこれも長く使ってきてるし

狂いも出てきているだろうからチェックしてみようかと言うことに。

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精度チェック用機器

スナップオン製精度チェッカー

これはスナップオンバンに積まれていた、タイヤゲージの

精度チェック機器ですね。

タイヤゲージの校正にも使用される機器で個人で

持つということは殆ど無い機器です。

5kPa程度までのズレなら許容範囲ということですが、

ちょっと長年使ってきたミシュランのタイヤゲージの

精度がかなり怪しいのでは無いかと心配になってきましたwww

過去に安価に販売されていた大型のミシュラン製タイヤゲージは

5年ぐらいでズレが大きくなってしまい、使い物にならなくなったという

話を聞きましたが、私が使っていた物はそういった類いの物では無く、

ちゃんとスナップオンでの取扱い品として過去に購入しているので

まぁ・・・大丈夫でしょ(⌒-⌒; )(←不安)

計測機器の校正にまつわる話

トルクレンチ

某輸入車ディーラー大手では、各計測機器の校正は

厳格に管理されており、全ての工具に当てはまるかどうかは

未確認ですが、タイヤゲージに関しては月に1度は必ず校正を実施しているそうです。

写真のトルクレンチなども使用頻度にもよりますが、

最低でも年に一度ぐらいは校正に出していると思います。

校正が行われていない機器で計測された数値は、正直あてずっぽうで

計測しているのと同じで、全くもって意味をなしません。

計測機器はこういう手先の工具だけに関わらず、

陸運局のヘッドライトテスターも、排気ガステスターも、

このトルクレンチも、タイヤゲージも、全て校正の対象となります。

実際にチェックしてみた結果

スナップオンのタイヤゲージ

ソッコー買い直しましたw

今まで使っていたミシュランのタイヤゲージが非常に残念な数値を

叩き出してしまい、担当の方と私とで思わず目を見合わせて

笑ってしまったぐらいですから(⌒-⌒; )

数値は察してくださいw

5kPaの許容範囲には収まっていなかったという事です。

見なかった事にも出来ますが、さすがにそれはメカニックとして

どうかねぇ・・・って思います。ええ。

普段からよく使う工具なので少々お高くても必要な物ですし。

校正は出来ないの?

以前から使用していたミシュランのタイヤゲージは、モデルが古く

校正は出来ない構造になっているということで、

数値を二人で見つめながら担当の方が一言。

もう、それ捨てましょうw

禿同

満場一致で速攻買い直し確定というわけです。

新しいタイヤゲージ

新しいこのタイヤゲージは、ちゃんと校正にも対応してくれるらしく、

使用感としては以前のミシュランよりも少々劣りますが、

先端のアダプタ-を付け替えればある程度カバー出来るし

まぁいっかって。

1万円札が2枚ほど羽ばたいていきますが、長く使うことと、

ブランド力、そしてメンテナンス性を考えれば

2万円↑でも全然安いwwww

スナップオン信者は往々にして金銭感覚が狂っている

これは迷信では無く本当です(@@)

計測機器をお持ちの方は、機器の精度チェックは定期的にどうぞ♪

今日もいつもの

開店時のグリップ表面温度

TODAYのグリップ表面温度 開店時

7.4℃

明日の大阪の天気予報

晴れ

晴れ!!

降水確率と概況

~06時 ~24時:0%

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて晴れるでしょう。

雨の心配はなさそうですので、朝からズバァーッとツーリングにも

お出掛けになっていいでしょうね♪

気温も例年に比べて2℃ほど高くなるようですので

スッキリと晴れた良い日曜日となりそうです。

ここからが今日の本題

先日からご紹介している、

VS1400イントルーダーの腐食したガソリンタンクをワコーズのピカタンを使って洗浄してみよう!

ですが、今日は第3回目となります。

前回までの記事は以下よりご覧頂けます。

前回までの記事

ども。 そろそろ1ヶ月ぐらい経ったかな? 新しく通勤快速号になったバーディー80へ 取付けたLEDヘッドライトですが、旧モデルよりも格段に 明るくなった...
ども。 凍ってるがな!! 店の表に置いてあったバケツに薄氷が・・・。 通りでくっそ寒いワケですね。 店に入りきらないスクーターは表に出し...

前回のおさらい

タンク底部の密栓部

ガソリンタンク内部の油分を中性洗剤を使用して洗浄し、

出来る限りの錆の塊を排出したところまででしたね。

最後にこの写真にある、このガソリンコックの代わりに

セットして密栓していた鉄板の製作について今日は

ご紹介していきたいと思います。

密栓の為の鉄板を準備する

適当な鉄板を準備した

ガソリンコック本体よりもやや大きめの鉄板端材を準備しました。

鉄板で無くとも、アルミでも銅板でもイイですが、厚みは1mm程度無いと

きちんと密栓できないと思いますのでご注意を。

試してないけれど、分厚いアクリル板でも大丈夫なんじゃ無いかと。

アクリル板の方が一般の方は加工もしやすいし、コストも掛からないので

良いかもしれませんね。

あぁ、何だったら木でもいいかもねwww

ただし、防水処理されているタイプの木じゃ無いと染み込んで来ると思います。

穴開け加工

マークしてから穴開け加工

ガソリンコックの取付けピッチを確認し、それに併せてドリルで

穴を開けましょう。

穴の大きさは使用するM6ボルトよりも若干余裕を持たせた

6.5mmまたは7mmで開けると良いでしょう。

そんな中途半端なドリル刃を持ってないよ!って方は、

8mmでもイイと思います。

そこまでシビアにならなくとも、ガスケットをしっかり挟めば

止水ぐらいは出来ますから。

穴位置についてはわたしの様にヘタクソが開けると、

必ず穴位置がほんの少しズレてしまったりするのは定石です(゜_゜)

取付けさえ出来ればいいんですよwww

そしてこれが穴開け完了後です。

鉄板に穴を開けた

穴開け後はバリなどをベルトサンダーで削って整えておきましょう。

バリが残っているとガスケット面が均一にならず、

漏水してしまうかもしれませんので。

不必要な部分をカット

不要部分を切り落とした

カットの仕方があまりにも適当すぎ俺w

いやぁ・・・プラズマカッターでササッと切ったらこんな風に

ちょっと手元が狂ってしまっただけですよw

どうせ密栓のためにしか使わない物ですから、そこまで時間を掛けても

仕方無いですしwww(言い訳)

プラズマカッターは肉厚ステンレスでも鉄板でも、あっという間に

カットできてしまうが故に、ほんのちょっとでも手元がブレようものなら

この有様ですわw

曲線も直線も楽々スイスイカットできるのはイイですが、

完全にフリーハンドとなるとこういうブレが出てしまい易いのは、

1つの欠点とも言えると思います。(さらに言い訳)

カットしたままですとカット面が凸凹としていますので、

このカット面もベルトサンダーなどで削って整えておきましょう。

穴位置の確認

当てがって確認する

穴位置微調整しました(白目)

ちゃんと計測して穴開けしたはずなんですけど、ちょっと

取付けピッチが広くなっていた様で、少し片側の穴だけ

リューターで長穴加工して合わせました。

ま、ギリギリやけどなw

水さえ止まれば良いのよ、止まればさぁ・・・ボソッ

さぁ密栓用の鉄板も作り終えたので、次は

間に挟み込むガスケットを作っていきましょうか。

ガスケットの製作 材料

ご家庭にある一般的な物で今回はガスケットを製作してみたいと思います。

ガスケットシートをお持ちという方はそれをご使用下さい。

わたしもガスケットシートは持っていますが、勿体ないので

今からご紹介するガスケットを使用しました。ええ。

いや、今でもまだそのガスケットを再使用しています(´∀`)b

今回準備したのはコチラですね。

どこのご家庭にも有ると思います。

ミスプリントの官製はがき

ミスプリントしたいつぞやの年賀状ですね。

光沢があるハガキでも大丈夫だと思いますが、出来ればコーティングされていない

一般的なハガキの方が無難だと思います。

ハガキが無ければ厚紙でもOKです♪

今回は万全を期すためにさらにもう1つガスケットを挟みたいと思います。

そこで準備したのはコチラ。

中古のリムフラップ

スポーク車のホイール内側に使われている、厚手のリムフラップ(リムバンド)です。

カブなどにも使われていますが、幅が狭くてちょっと使えないので

アメリカン系車両のリヤホイールあたりに使われている物であれば

太さも厚さも申し分ないでしょう。

わざわざ新品を準備する必要は無いので、自転車の中古チューブを

ハサミで切って使用しても良いでしょう。

必要な大きさにカット

ガスケット類を切り出した

素晴らしいクオリティの低さですwww

でも、既にガソリンタンクの水洗時から使用していましたが、

これでもちゃんと漏水せずに止水できますので

その信頼性は既に実証済です。ええ。

切り出したガスケットは取付け穴に併せて適当に

穴を開けておきましょう。

取付け

鉄板を取付けた

鉄板の固定に使用しているボルトはガソリンコックを固定するのに

使用されていた純正のボルトとワッシャです。

ワッシャは鉄では無くナイロン製のワッシャが使われており、

ボルト部を伝って漏水してくる水を止める役割がありますので

必ず純正のボルトとワッシャのセットを使用してください。

ガスケットはガソリンタンク面にゴムのガスケットを入れ、

その次に紙のガスケットを入れて密栓しています。

ラバーガスケットだけでもイケそうな気はしますが、

紙のガスケットを使用することによって、微細な凹凸を

この紙ガスケットで吸収していると思って頂ければ。

漏水チェック

私の場合は既に先述の通り、タンク内部の水洗時に既に

取付けた状態で漏水が無いことを確認しましたが、

タンクの腐食がそんなに酷くない方の場合は、水洗時には

密栓が必要無いと思います。

そういう場合は、この段階で一度水を入れて漏水していないか

必ずチェックしておくのを忘れないこと。

次から投入する事になるピカタンZを一滴もこの部分から

漏らさない様にするためにも確実性が求められます。

漏水している状態では液面を維持することが出来ず、

そんなに易くないピカタンZを無駄に漏水させて捨ててしまう

事になってしまいますので。

ちなみに、ピカタンZが地面に漏れ出しますと

コンクリートなどは変色しますし、床材の種類によっては

目も当てられない状況となってしまいます。

さぁこれでピカタンZ投入の準備は整いました。

明日の記事ではいよいよピカタンZを投入していきたいと思います。

じゃ、今日の作業はここまで!

閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

2.8℃

こんな時間にチョコパイなんて食べるんじゃ無かった・・・(´ε`; )

口の中がモッチャリして気持ち悪い。。

今から帰宅して夕飯を食べるってのに、今は胃の中がチョコパイです。

完全にミスったわ・・・ゲプッ。

吐き出さない様に注意して帰宅しますm(__)m

ではではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆