【第5回】TW225のシリンダーヘッドからの異音を修理してみよう!

ども。

今日もお疲れ様でーす♪

明日から始まる3連休、レジャーやツーリングなどなど色々と計画されていることと思います。卒業式などもこの時期に行われている事が多いですね。

我が家は来年末っ子が幼稚園卒業、そして小学校への入学が控えています。

末っ子の幼稚園卒業を持って長かった幼稚園通いもついに完結です・・・。長女の時からなので14年?ぐらい通っています。その長女も中学2年生・・・中学生ってwwww

早いなぁもう。ついこの前おぎゃー!つって生まれてきたばかりだと思っていたのに(^_^;

この前まで雪が降って積もるかなー?積もるかなー?って騒いでいたと思ったら、もうすぐそこまで春がやってきてるし、年を食うと月日の流れが早く感じます。ええ。

話は変わりますが今夜閉店時間頃に、やけにサイレンの音が聞こえるし、スピーカーでワァーワァー騒いでるなと思い車両の撮影をしながら、遠目に近くを通る幹線道路をハンドルバー越しに見てみました。

ハンドルの向こう側

分かるかなぁ?

ハンドルバー中央付近に高架道路があるんですが、いつもならスイスイと流れているはずなんですけど、今日は完全に車両が停滞しているのがよく分かります。

サイレンのけたたましい音が連続して複数台聞こえてたんで、きっと先で事故しているんでしょうねぇ。事故する場所もいつも同じだからきっとあそこだな。光明池駅前だわ。

大渋滞の幹線道路

ねー、金曜日の夜20時にこの渋滞は辛いよねwww

みんな帰宅を急いでるから事故しちゃうのかねぇ。明日から3連休だってのに災難だな。誰も怪我して居なけりゃいいんだけど。

21時頃になってもまだ渋滞してたから複数台の玉突き事故かな。これも良く有るパターン(´-ω-`)いつも同じ場所、同じ事故だからね。

みなさんもこの3連休、事故などせずどうかご安全に!!

ページコンテンツ

[showhide more_text=”冒頭記事を読む(下方に開きます)” less_text=”冒頭を閉じる”]

スポンサーリンク

車両引取

今日は朝から電話が多い1日でした。3連休前の平日なので保険会社やオークション会場だけでなく、お客様からの問い合わせや入庫日の予約等々とにかく電話応対が多かった(;´Д`)

もちろんご予約のお客様の応対も、夕方からの車両引取依頼も確実にこなしていきました。

特に夕方からは30分刻みで予約がびっしりと入っている中での車両引取依頼もあったので汗だくよw直前の作業で10分ほど余裕の時間が出来たので、前もって約束の時間より先に現地に行って予定時刻まで駐車場で待機です。

16時には戻って来られるとの事でしたので、現地で10分ほどのんびり過ごして休憩。自販機でコーヒーを買い、たばこを吹かしながらふと目の前のフェンスを見ると・・・・

注意書き

柵に張られた注意書き

立ち入り禁止・・・・。まぁ出入りの激しい駐車場なので、小さな子供が遊んでいたら危ないですからね。どこの駐車場でも当り前の注意書きですよね。

立ち入り禁止の文字は分かるんですが、もうひとつ気になる文言が書かれていることに気が付きました。

こちらをご覧下さい。

ざ・・・ざる?

ざるがに取るな・・・?

🐵がに???

ざるがにってなんぞ???

パッと見では分かりませんでしたが、3秒ぐらい考えたらすぐに分かりました。

(おっ!)

皆さん何のことか分かりました?

きっとこれを書いたのはご年配の管理者さんなんだろうけれど、まさかとは思うけど・・・・・

さるカニ合戦

に引っ張られてないよね??www

答え

木で蓋された側溝

気を切って填め込まれた側溝がありました。

これを見ればもうお分かりかと思いますが、先ほどまで出てきたキーワードを頭の中で並べて、それらから連想する物を辿れば自ずと。

【立ち入り禁止】【ざるがに】【側溝】【フタ】

分かった?w

そうです。これですね。

ロブスターを食す時にも

ロブスター!ざりがに!

今は木蓋されている側溝ですが、恐らく以前は小学生などがザリガニを捕るために駐車場内に入っていることが有ったのでしょう。小学生相手に立入禁止の看板だけじゃ効果が無いだろうってことで、そもそもの原因を取り除くために側溝を塞いだと。

でも・・・ざるがにはちょっとなぁwww

ちょっとグッと入って来ないよなぁwある意味、ざるがにというパワーワードは心に響くんだけれどw

[/showhide]

今日もいつもの

開店時のグリップ表面温度

TODAYのグリップ表面温度 開店時

16.6℃

春や!!

明日の大阪の天気予報

晴れ

晴れ!!

降水確率と概況

~06時 ~24時:0%

明日の大阪の天気は、朝晩は高気圧に覆われて晴れますが、日中は気圧の谷の影響で曇る見込みです。今日よりも雲が多く気温も少し低めとなる様です。

ここからが今日の本題

先日からご紹介している、

TW225のシリンダーヘッドからの異音を修理してみよう!

ですが、今日は第5回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

前回までの記事

ども。 今日までずっと忘れていたんじゃ無いです。 ちゃんと昨日の夕方お買い物に行って買って来ました。ほんとはお休みの日に買う予定でしたが、すっかりちゃっかりしっかり例にも漏...
ども。 今日もお疲れ様でーす♪ もう一日中鼻がモゾモゾグズグズだし、目も痒いしコンディションは最悪です。 今日は日中も天気が良くって風も殆ど無く、花粉症を患っていなけ...
ども。 どないしたんや・・・めっちゃ寒いがな!(((´;ω;`))) これがいわゆる寒の戻りってやつですよね。わたしは見ていませんが、関東方面では雪が降ったそうで。もう3月...
ども。 これは今日実際に私の目の前で起きた事実です。 当時自分でも当初何が起きたのか全く意味不明で、まさかこんな事が現実に起こるなんて・・・そう思いました。一瞬は恐怖にも似...

前回までのおさらい

取外したエンジンハンガー

ロッカーアームの摩耗等をミラーを使って点検し、最終的にシリンダーヘッドを分解して修理するという事になり、シリンダーヘッドを分解するための下準備を整えていたところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきましょう。

作業再開

マフラーの取外し

フランジの固定ボルトを取外す

マフラーとエンジンを繋ぐフランジ部の固定ボルトを取外します。

熱が入って激しく腐食していることが殆どですので、固いと思ったら潤滑油などを使用して折ってしまわないように注意して取外しましょう。

エキゾーストガスケット

フランジの固定を取り外すとエキパイがエキゾーストポートから外れますので、こんな風に少しずらして間に入っているエキゾーストガスケットを取外しておきましょう。

エキゾーストポート内部にガッチリと張付いている時は、細いピックツールなどを使用して取外しておくと良いでしょう。

今回はシリンダーヘッドのみの分解整備となるため、マフラー全体を取外す必要は有りません。純正マフラーや、どうしても取外す必要があるタイプのマフラーの場合は怠けずに全て取り外しましょう。

カムチェーンテンショナーの取外し

テンショナーボルトを取外す

まずはカムチェーンテンショナーの3つ有るボルトの内、中央にあるボルトを予め緩めておきましょう。この段階では完全にボルトを取外す必要は有りません。

先に緩めておくのは、カムチェーンテンショナー単品になった際に、固くて手で押さえた状態で緩められない事があるからです。

固定ボルトを緩める

続いてカムチェーンテンショナー本体を固定しているボルト2本を緩めましょう。

この固定ボルトには内側からスプリングのテンションがかけられているため、上下のボルトを均等に少しずつ緩めて行きましょう。

少しずつ緩めていく

今回はカムチェーンテンショナーを取外すし、シリンダーヘッドも分解するので、先に緩めた中央のボルトを完全に取外しても良いのですが、内側のスプリングをぶっ飛ばして無くしてしまう可能性がある手順をここに書くよりも、注意して2本のボルトをゆっくりと緩めていく手順を書く方がいいなと判断しています。

本来の手順で行くと、先に中央のボルトを取外してカムチェーンテンショナー内側のスプリングを取外し、テンションを完全に抜いてからカムチェーンテンショナー本体を取外す手順です。

取外したカムチェーンテンショナー

んでこれが取り外し終わったカムチェーンテンショナーですね。

完全にテンショナーが伸びきった状態で取外されます。内側のスプリングを抜いていないので伸びきっていて当然ですが。

このテンショナーの先にチェーンスライダーが取付けられており、そのスライダーを背面からチェーンごと押すことにより、カムチェーンの弛みを取り、常に最適なテンションに調整してくれています。

ドライブチェーンでたとえて言うならば、スイングアーム下のチェーンを上方に常に押し上げている状態と思って頂ければ良いでしょう。ドライブチェーンの場合は軸間距離が長いですし、スイングアームがあるので押し上げる限界がありますが、それでもチェーンを押し上げたら弛みがなくなりますよね。

これがカムチェーンテンショナーの役割です。

カムスプロケットの取外し

カムスプロケットを取外す

カムスプロケットを中央1本で固定しているボルトを、インパクトレンチを使用してパキパキッと取外しましょう。

カムチェーンが弛んでいる状態なので出来るだけ素早く1度で取外す事をオススメします。場合によってはカムスプロケットが滑ってしまい、歯部分を痛めてしまう可能性があります。勢いが大事です。ええ。

取外したカムスプロケット

カムスプロケットを取外す際、カムチェーンをエンジン内部に落とさないようにカムシャフトに引っ掛けておきましょう。

それでも落としてしまいそうで不安だという方は、ワイヤーなどで上方からぶら下げておきましょう。私はカムシャフトに引っ掛けたままですが。

スタッドボルトの取外し

スタッドボルトを緩める

シリンダーヘッドからクランクケースに向かって差し込まれている、長い長いスタッドボルトを緩めましょう。

かなり強く締め付けられていますのでスパナでは絶対に無理です。メガネレンチ、またはソケットレンチを使用して緩めましょう。

緩める際の順番はありませんので、各自やりやすい順番で緩めれば良いでしょう。

固定ボルトを取外す

続いてシリンダーヘッドとシリンダーを繋いでいるボルトを取外しましょう。このボルトは左側だけにあります。

こちらも結構なトルクで締め付けられていますので、先の減ったヘキサゴンレンチですと舐めてしまう可能性がありますので、減った部分をサンダーで削り落として短くするか、新しい物を使用しましょう。

取外したボルト

狭小部ですのでソケットタイプのヘキサゴンは使用出来ません。だからといって、間違ってもボールタイプやロングタイプは使用しないこと。

舐めてしまうか工具を痛めてしまいます。場所に応じた適切な工具を選択しましょう。

指で回して緩めていく

シリンダーヘッド上の緩めておいたスタッドボルトを全て指でクルクルと回して完全に抜き取れる状態まで緩めましょう。

このスタッドボルトもすぐ上にフレームや電装品があるため、あまり自由に工具を選ぶことが出来ません。基本的にはメガネレンチで緩めてから、こうして指で回してさらに緩めて行く感じですね。

締め付ける時に使用するトルクレンチはショートタイプのソケットを装着すれば使用出来ますが、ロングソケットはちょっと難しいかも知れませんね。

ちょっと中途半端ですが、今日はこれぐらいにしてこの続きはまた明日更新の記事でご紹介したいと思います。だから、明日も忘れずチェックをお願いしますね♪

じゃ、今日の作業はここまで!

閉店時のTODAYのグリップ表面温度とあとがき

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

6.4℃

帰りは事故があったであろう所を通るので、路面や周辺がどんな具合になっているか確認しながら帰ります~。オイル染みとか一部だけアスファルトがボロボロになっていたりしてる事が多いんで、ある程度想像も出来そうです。

ではでは、また明日も元気でお目に掛かりましょう☆