【第1回】ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

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ども。

先ほど隣にある自動車整備工場の社長さんの所に

ちょっと相談事をしに行ったら、ついつい話しが盛り上がってしまって

ブログ更新の時間が押し押しになってしまいましたので

冒頭のお話は無しで今日はそのまま進みますー。

何の相談事をしに行っていたかって?

コノ部品についての相談事です。

謎のシャフト

週明けにもこの部品で2~3軒走り回らなきゃなので

その下準備って感じですー。

詳細はまた後日記事にします。

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じゃいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度

21.8℃

今日の朝は起きた時から少々肌寒いぐらいでしたね。

まだまだ薄手のジャケットは手放せませんな。うんうん。

さて、今日から数回に分けてご紹介する

ピアジオ ビバリー200のキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが初回の今日は時間の関係上短く終わる予定です。

最終的にはキャブレターのオーバーホールが必要と判断したんですが、

そこに行き着くまでに行っトラブルシューティングを含めて記事にしていきますので

最後までお付き合い宜しくお願いしますー。 

んでこれが問題のピアジオ ビバリー200。

ビアジオ ビバリー200

つい先日入庫した日のブログに少しだけ登場しましたね。

んでそのトラブルってのが、走行中にエンジンが停止してしまい

その後エンジンが全く掛からなくなったという事です。

お客様に問診した際に、

燃料ホースが古くなっていたので自分で交換したんだけど、

もしかしたらそれが原因?で燃料が行ってないのかもー。

と言う事を話しておられたのでその線も確認が必要ですね。

確かに、トラブル発生時の症状を聞いている限りでは

ガス欠の症状なんですよね。

でもメーターを見てみると、

燃料ゲージは満タン近く

燃料の残量には問題ありません。

念の為直接燃料タンクを覗いて見ましたが、やはりメーター指針通り

燃料はほぼ満タン近く入っているようです。

オートバイが調子よくエンジンが始動する為には、

以下の3つ要件が整っている必要があります。

●良い

●良い

●良い合気

当然と言えば当然ですが、エンジンが掛からない場合の

トラブルシューティングも原則としてコレに則って行います。

まずは点火系を確認してみましょう。

ピアジオ リーダーエンジン

ピアジオの125・200ccのリーダーエンジンも、

クォーサーエンジンも形は良く似ていますね。

国産車両のようにエンジン型式がたくさん無いので管理も楽そうです。

って、そんな話はさておきスパークプラグを

取り外して点火しているかどうか確認しましょう。

まずは車体右側のカバーを取り外します。

右側のカバーを取り外す

カバーを取り外すと内側にプラグキャップが見えますね。

プラグキャップ

まぁ~とにかくプラグコード周辺のゴム類が弱い事弱い事。

すぐにアチコチにリークしてしまうのがピアジオ。

セルを回した感じではリークはしていないようですが。

プラグキャップを取り外してスパークプラグテスターに装着して

きちんと点火しているか確認します。

点火の確認

ギャップを【S】まで広げても強い火花が確認できますので

点火系は問題ないようですね。

次はスパークプラグを取り外します。

社外品のスパークプラグが付いてる

この形状は・・・そうです。

Split-Fireですねー。

この独特の形状は見覚えが有ります。

試しに直接このプラグにプラグキャップを取り付けて

プラグ先端をアースさせて点火テストを行いましたが

問題なくスパークしていました。

さらに念のため純正同等品番のスパークプラグでも

同様にプラグ先端をアースさせてセルを回してテストしましたが、

問題なくスパークしています。

さらにさらに念のため一度エンジンに差し込んで確認します。

社外品プラグ純正指定同等のプラグ

取り付けて確認する

やはりエンジンは掛かりません。

どうやら問題の原因はここではないようです。

●良い点火

●良い

●良い合気

じゃ次です。

圧縮の計測は最後の確認事項ですので、トラブルシューティングの

優先順位としては混合気の確認のほうが先。

って事で次は良い混合気がきちんとキャブレターから

エンジンに送られているか確認しましょう。

メットインを開くと内部にエンジン整備用のフタがありますので

ボルト3本取り外してフタを開けましょう。

メットイン内部のフタ

フタを開けるとこんな感じでキャブレターが見えます。

キャブレターが見えた

エアークリーナーのダクトの上を通っている

2本のホースが燃料ホースと負圧ホースですね。

タイラップで無造作に固定されていますが・・・・。

まず燃料がきちんと来ているか確認する為に

キャブレターから燃料ホースを取り外しましょう。

燃料ホースと負圧ホース

燃料ホースを取り外したいんですが、真横に有るオートチョークの

カバーが邪魔して外しにくいので、オートチョークのカバーを

引っ張って取り外しておきます。

オートチョークのカバーを外す

オートチョークのカバーを外すと燃料ホースに

アクセスしやすくなりましたので、長いラジオペンチを使用して

燃料ホースのバンドを外してホースを取り外します。

燃料ホースを取り外した

この燃料ホースも、固くなってしまう国産車両と違って

フンニャフニャ

になってしまう材質のようです・・・。

ラジオペンチで少し握っただけで裂けてしまいます。

こりゃホース交換か、問題ない部分まで切って詰めるしかないようです。

取り外した燃料ホースの下にウエスを引いて、ガソリンがこぼれないように

しておいてからセルを回して燃料が出てくるか確認します。

燃料ラインに異状がある場合は燃料が吐出されませんし、

量が少ない場合は誰が見ても一目瞭然のチョロチョロしか出ません。

早速セルモーターを回してみると・・・

燃料ホースから勢いよくガソリンが出る

ほんの少しセルを回しただけなのにドエライ勢いで

ガソリンが噴出しました。

休憩を挟みながら何度かセルを回して確認しますが、

やはり燃料ラインには問題が無いようで、勢いよくガソリンが吐出されます。

うむぅ・・・・

ガソリンもほぼ満タン・・・・。

プラグへの点火も正常に行われている・・・・。

燃料供給ラインも正常・・・・。

行中に停止して以降エンジンが掛かる気配がしない・・・。

↑これがどうにも腑に落ちないっす。

今の段階ではキャブレターには正常にガソリンが送られていますし、

現にトラブルが出るその瞬間まで乗っていたので、長期保管車の様に

インナーパーツの不具合(要はジェットの詰まり)は普通考えにくいですよね・・・。

仮にスロージェットが何らかの影響で詰まったとしても、

オートチョークが効く内はエンジンの始動は出来るはず。

もっと言えば、このビバリー200のキャブレターには

加速ポンプが付いているので、アクセルを数回捻ってからセルを回せば

少しぐらいブルルルッって言ってもいいぐらい。

ふむぅ・・・・

じゃ次の確認方法しかないか。

って事でまずはエアークリーナーを開けます。

エアークリーナーを開ける

このビバリー200のエアークリーナーBOXは

横に大きい造りなのでサイドカウルなどを一部取り外すというか、

緩めて広がる様にすると言うかしないと取り外せません。

※開けるだけならそのままでもいけそうですが、今後の事を考えてカウル等は広がるようにしておきます

んでエアークリーナーBOXが開きました。

エアークリーナーBOXを開けた

開けた途端にエアークリーナー内部から

おそらくブローバイガスに含まれるオイルと思しき茶色い汁が

流れ出てきました。

さらに、エアークリーナーエレメントには

と・ん・で・も・な・いが・・・

エアークリーナーエレメントに・・・

!!!!!!!!!

見たことあるぞっ!

この茶色いアズキの様な丸い物体!!

うぎゃあああぁぁぁぁぁっっっ!!!! 

ゴ○ブリィィィッッッ!!!!

思わずエアークリーナーエレメントを放り投げてしまいそうでした。

表側(導入口面)なら、入ってしまったのか・・・と納得も出来ますが、

ですよ。

ファミコンじゃないんですから。裏面とかやめましょうよ。

もしかしてエンジンが掛からない原因って・・・・

ゴ○ブリのチャイルドがキャブレターの内部にウジャウジャ居て・・・・・

うぃjx*ャfp@」¥ンエ!!!

想像しただけで発狂しそうです。

実際に目の当たりにしたら・・・・

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ~バタン♪

だわ。間違いない。

でも、どうやら卵は孵化していないようですし、

スポンジも古くてボロボロになってきているので交換です。

早いうちにゴミ箱にポイですわ。

はい、じゃ作業に戻ります。

エアークリーナーエレメントを取り外したら、

キャブレターと接続しているダクトが見えますので

そのダクトにパーツクリーナーを数回吹き込んで

擬似的に気化状態の燃料のかわりをさせます。

パーツクリーナーを吹き込むと同時ぐらいに

セルを回してあげましょう。

キャブレターに異状がきちんとガソリンが気化されていれば

何も変化が起こらず、先ほどと同様にセルが空しく回るだけ。

キャブレターに異状がって、正常に機能していない場合は、

これでエンジンが掛かるはずです。

早速試しましょう。

パーツクリーナーを吹き込む

事エンジン始動です。

ほんの一瞬ですがパーツクリーナーを燃料として

エンジンが気持ちよ一発始動です。

何度試してもパーツクリーナーを吹き込むとエンジンが始動します。

少し長めにパーツクリーナーを噴射してあげると、

それだけ長くエンジンも始動できます。

※長くても数秒程度までにしておくこと

エンジン始動時に変な音がしていないかどうかも

忘れずにチェックしておくこと。

ゴリゴリ音やガチャガチャ音等のメカニカルトラブルですね。

変な音もしていないようですので安心しました。

これで原因がはっきり分かりましたね?

そうです、原因はキャブレターにあります。

燃料はきちんとキャブレターまで送られているのに、

何らかの影響でキャブレターがガソリンを気化出来ない状況になっている

という事がハッキリと分かりましたね。

これで心置きなくキャブレターを分解できますが、

未だ原因の特定には到ってないという事はお忘れなく。

お客様には現時点で分かっている事、

未だ分からない部分も含まれている旨ご説明した上で、

現時点での修理概算見積もりを作成して修理の承認をいただきました。

キャブレター内部はどうなっている事やら。

原因は一体なんなのか?

それはまた明日以降にでも♪

じゃ今日はここまで。

最後にいつもの閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

24.2℃

近くの田んぼにどうやら水が入ったようで、先ほどから

カエルの鳴き声が聞こえてきます♪

ケロケロケロケロ~♪

ではまたっ♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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