【第5回】XV1600ロードスターのドライブベルトを交換してみよう!

ども。

先日修理を行ったこちらの車両

なんですがね、

ヤマハ V-MAX

そう、ヤマハ V-MAXですなぁ。

V-MAXと言えばリヤシートとメインシートの

中間にある腰当てっていうのかな?

それがパカっと開いて給油口がお目見えするって

ちょっと一風変わった造りなんですよね。

つまりシートレール内側にガソリンタンクが

配置されてて、本来のガソリンタンク部分には

エアークリーナーボックスが配置されています。

写真で見えているガソリンタンクっぽいのは

ダミーカバーで中にはエアークリーナーボックスが

あるんですよね。

で、このシート下にガソリンタンクがあるのと

シート形状が特殊(前後分割式な上給油口の問題がある)

なのがネックになって、社外品のシートが

殆ど売られていないかったんですよ・・・。

ですが!!!

この車両には社外品のシートが付いています。

ええ、ええ。

久し振りに見ました。

コルビンシートですよ。

V-MAXのシート問題を見事にクリアした

社外品のシートなのです!!

素晴らしい!!!

給油口へのアクセスもバッチリ!!!!?

んなわけねぇだろw

その理由は続きを読むから

↓ この続きを読む ↓

そりゃ色々な問題をクリアして出来上がった

コルビンシートですけどね、

やっぱり完全解決って訳には行かなかったんですね。

問題の給油口部分はこんな風に

なっています。

シートにある開口部

中央の四角いカバーをぺろっとめくると・・・

開口部をめくって

その奥に給油口が見えます!!

素晴らしい!!!

シートに丸い開口部を付けたのですね。

でもこの開口部、大きな問題を抱えています。ええ。

ほら・・・

手を突っ込むと奥が見えない

手を突っ込んだら奥が見えないw

私は割と華奢なのでこんな感じで

グイッと手が全部入りますけど、

手がゴツイ方ですと奥まで手を

入れるのも大変なほど狭い。

ほんと狭い。

さらに狭いだけでは無く、タンクキャップを

開ける時は鍵を回せばパコンッと外れますけど、

問題はキャップを取り付ける時ですよw

カギを回しながらキャップの位置を合わせて

ガソリンタンクにパチンとはめるんですけどね、

カギってのは回したままにしようとすると、

スプリングの張力で常に元に戻ろうとするんです。

この狭い中でキャップを回転させないように

固定しつつカギを回したままにして、

さらにタンクキャップの取付方向を合わせて

取り付けねばならんのです・・・。

もう少し開口部が広ければ・・・・。

とにかくキャップが閉めにくいってのが

このコルビンシートの問題ですww

手が小さい人なら問題にならないでしょうけど。

手が大きな人は慣れるまで苦戦するでしょうね(・ω・)b

今から中古のシートを買うぞって人は、

十分にこの点を加味して購入を決めましょう。ええ。

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と明日の

大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

7.2℃

曇りのち雨

曇りのち雨!

~06時:20% ~12時:70%

~18時:90% ~24時:60%

明日の大阪の天気は、西日本の南岸を東に

進む低気圧の影響で雨が降り、

南部では昼過ぎから夕方にかけて、

雷を伴い激しく降るところがある見込みです。

明日は朝から雨ですね・・・しかも1日中

雨が降り続きそうですな。

作業に支障が出ますなぁ・・・試乗も出来ないし。

まぁ天気だけは仕方無い。

では今日の本題です。

先日からご紹介している

XV1600ロードスターのドライブベルトを交換してみよう!

ですが、今日は5回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】XV1600ロードスターのドライブベルトを交換してみよう!

【第2回】XV1600ロードスターのドライブベルトを交換してみよう!

【第3回】XV1600ロードスターのドライブベルトを交換してみよう!

【第4回】XV1600ロードスターのドライブベルトを交換してみよう!

さて、前回までは確か

ピボットカラーを取り付ける

スイングアームピボット部のカラーに

グリスアップをしおわった所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

スイングアームの準備は前回の記事で

終わっていますので、今日は取付けを

ご紹介していきましょう。

スイングアームを取り付ける際は、事前に

ドライブベルトをスイングアームに掛けて

おく必要が有りますのでお忘れ無く。

あとからはチェーンのように入れる事は

出来ませんのであしからず。

んでこれがメーカーから取り寄せておいた

新品のドライブベルトですね。

新品のドライブベルト

ベルト内側のコグの部分には特殊な

表面処理がされてあるようで、何とも言えない

質感が漂っています。

新品のベルトの内側

新旧のドライブベルトを比べてみましょう。

新旧ドライブベルトの比較

別物?と思ってしまうほどの

ドライブベルトの質感に差がありますw

まぁ数年経てば右側のベルトのように

なってしまうんでしょうけど・・・。

このドライブベルトを曲げるような事は

絶対にしない事。

ドライブベルト表面にも

DONOTBENDの印字

DoNotBend

※必要以上に曲げるなって事ね

と印字されています。

絶対に必要以上に曲げたりしない事。

予めスイングアームにドライブベルトを

こんな風に通しておいてっと。

ドライブベルトを通しておく

次にスイングアームピボットの

シャフトにグリスを塗って準備しておきましょう。

シャフトにグリスを塗っておく

車体を揺らさないように注意しつつ、

スイングアーム側のカラーを落とさないように

注意を払い、さらにサスペンションも元通りの

位置に向かって入れていきましょう。

スイングアームを取り付ける

かなり重量がありますので注意して

作業を行いましょう。

スイングアームを元の位置にセットし

終わったら、先ほどグリスを塗って準備した

ピボットシャフトを右側から左側に向かって

差し込んでいきましょう。

シャフトを通す

シャフトを通し終えたらナットを

忘れずに掛けておきましょう。

ナットを掛けておく

スイングアームピボット部に

シャフトを通し終えたら、次はサスペンションにも

元通りシャフトを通して車体を固定しましょう。

あ、シャフトには忘れずグリスを塗っておく事。

取り付ける方向は左側から右側に向かってね。

サスペンションを固定する

ボルトを入れて車体とサスペンションを

繋いだら、反対側に回ってナットを取り付けましょう。

ナットを取り付けた

狭くて作業しにくいですが、しっかりと

ナットを締め付けておきましょう。

インパクトレンチがあると楽ですが。

はい、これがサスペンションの固定完了後ですね。

当初と比べてかなり美しくなりましたね♪

サスペンションの取付完了

サスペンションの本締めが終わったら、

スイングアームピボット部のナットも

インパクトレンチで本締めします。

ピボット部の本締め

ピボット部のナットも本締めが終わったら、

これでスイングアームの取付け作業は

完了です♪

スイングアーム取付完了

スイングアームの取付けが終わったら

次はフロントスプロケットを取り付けていきましょう。

フロントスプロケットには緩み防止のための

プレートが入っていますが、今回は新品に

交換します。

ロックプレート

高トルクの車両ですので、万が一に備えて

新品に交換しておく事をオススメします。

ロックプレートを入れてからフロントスプロケットの

ナットをインパクトレンチで締め付けます。

ナットを締め付ける

ナットを締め付けたら、プライヤーなどを

使用してロックプレートの爪をしっかりと

落り曲げてナットに密着させておきましょう。

爪を折り曲げる

取り外してあったホーンも

元通り取り付けておきましょう。

ホーンを取り付ける

フロントスプロケットを挟むように上下に

付いていたガイドローラーも取り付けておきましょう。

ローラーのシャフトには薄くシリコングリスを

塗っておくと良いでしょう。

※ローラーには塗らない事

ガイドローラーを取り付ける

ガイドローラーの取付けも終わったら、

スプロケットカバーを取り付けましょう。

スプロケットカバーを取り付ける

カバーの固定ボルトを締め付け、さらに

ピボット部脇にあるステーも忘れずに

しっかり取り付けて固定しましょう。

ステーを取り付ける

さぁ今日はフロントスプロケットの取付けまで

終わらせたので、この続きは明日更新の

最終回でご紹介したいと思います。

今日も読んでくれて有り難う御座いました!

明日の最終回も忘れずにチェックをお願いしますね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

7.8℃

さぁ今日もまだ作業の残りがありますので

もうちょっと作業してから帰宅しますね。

今日の内にマジェスティ125FIの外装を組まねば

ならんのですよ。

F足廻りは先ほど交換が終わったのでね・・・。

はぁ・・・毎日遅くまでご苦労様w

では明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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