バリオスのフロントブレーキをエア抜きとピストンの揉みほぐしをしてみよう!

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ども。

今日は閉店時間頃より知人に呼ばれて

引っ越ししたての家へとお邪魔してきました。

引っ越しする前後でパソコンの調子が

悪くなったらしく、決まってパソコン関連は

全て私に電話が掛かってくるこの図式・・・。

夏休みこども相談室でも、

駅前パソコン教室でもないんですけどw

まぁ確かに、詳しくないのかと言われたら

ちょっと違うし、じゃあ詳しくてとにかく

頼りになる有識者レベルなのかと言われると

それもちょっと違う。

左目

でも、そこらのちょっと詳しいヤツよりは

十分上だと言える自信がある感じよw

まぁ・・・・自社サーバーも持ってて

運営管理まで自前で行い、WEBサイト構築も

自作PC製作も各種デザインも、なんでも

そつなくこなせるバイク屋は日本全国でも

かなりの少数派でしょうwww

器用に生まれて来ることが出来て

感謝です。と、いつも不器用な子を見て

思いますw

※不器用な子を見てると何でもしてあげたくなるw

決して不器用を否定しているわけじゃない、

と言うことを念のため申し添えておきます。

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で、パソコンは無事に直りましたが

あれこれと関係の無い会話とかしている内に

随分と帰社が遅くなってしまいました。

ブログを書き終える時間が遅くなりそうなので

急いで今日は書くことにしましょう。

では、今日もいつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

33.6℃

晴れ時々曇り

晴れ時々曇り!

~06時:10% ~12時:0%

~18時:10% ~24時:0%

明日の大阪の天気は、高気圧に

覆われて概ね晴れるでしょう。

久し振りのシンプルな天気予報で何よりです。

では今日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

カワサキ バリオス2

カワサキ バリオス2(初期も含む)ですね。

フロントブレーキのタッチが緩く、

殆どブレーキが効いていない状態でしたので

ご入庫下さいました。

どれぐらいブレーキのタッチが緩いかと

いうとこんな感じですね。

フロントブレーキのタッチ

軽く握っただけでもブレーキレバーと

グリップが接触するほど。

ほぼ油圧が効いていない証拠ですね。

まずはセオリー通りブレーキフルードを

抜き取ってからエア抜き作業を実施します。

あ、先に言っておきますが

ブレーキのエア抜き作業はほんの数枚しか

写真がありません。

説明をめんどくさくて端折ってるのではなく、

あっという間にエア抜き作業が完了して

しまった結果ということなのですw

マスターシリンダーでの作業を実施する前に

ガソリンタンクへのフルード飛散防止の為に

タンクカバーを被せて保護しておきます。

※無い場合は濡れタオルなどを被せておくこと

タンクカバーを取り付けておく

タンクカバーを被せて保護したら

マスターシリンダーカバーを開けて

ブレーキフルードを抜き取りましょうか。

・・・って。

マスターシリンダーカバーを開ける前に

ハンドルを左右に動かしたりしている内に

いつの間にかこんな事に。

ブレーキパッドが外れてる

油圧が抜けすぎてブレーキパッドが

外れてしまっていますw

カワサキのブレーキパッドは、1枚は

写真の様にパッドピンで固定されているので

完全に脱落してしまう事は無いのですが、

もう一枚はキャリパーサポートに

はめ込んであるだけなのであっという間に

外れてしまいます。

・・・あらあら。。

とりあえず脱落したブレーキパッドを

元通り取り付けてから、マスターシリンダーカバーを

開いて中を確認しました。

・・・・すると、

ブレーキフルードが入ってる

あら?

ブレーキフルードキレイじゃん。

もしかしてブレーキフルードは

入替えたけどエア抜き出来なかったのかな?

とりあえず信用出来ないので、

ブリーダーを使用してマスターシリンダー内の

ブレーキフルードを全て抜き取ってから

新しいブレーキフルードを入れて

数回ブレーキレバーを操作していると

ポコポコと気泡が出てくる

ポコポコと音を立てて気泡が出てきました。

ブレーキフルードの容量に注意しながら

レバーを握って気泡を出していると、

あっという間にブレーキのタッチが

正常に戻りましたw

ん???

マスターシリンダー付近に少し

エアーが噛んでいただけか??

そう思いながらも、ブレーキフルードの

漏れなどが無いかチェックしてみましたが

特に問題も無い。

んだよw

もう作業完了じゃねえかw

そんなことをブツブツブツブツ言いながら

マスターシリンダーカバーを元通り

取り付けて、いざ車両を動かそうと

したその瞬間。

(ぐっ、ぐぎぎぃぃっ・・・・・)

 動かんってばよw

ブレーキの引きずり具合が

ハンパねぇです。

動かないことも無いんですけど、

このまま走行したらあっという間に

エンジンが悲鳴を上げてオーバーヒート

してしまうこと請合い。

そりゃもう凄まじい引きずり具合です。

先ほど一時的に取り付けた

ブレーキパッドを予め取り外してから

まずはキャリパーサポートから

取外しに掛かります。

キャリパーサポートを取り外す

しかしですね、いくら引っ張っても

ブレーキキャリパーからキャリパーサポートが

全くスライドしてくれませんww

あの手この手を試しますが

こいつぁ一筋縄ではいかないようです。。

ブーツを少しめくり上げて

スライドピンを見てみると・・・・

スライドピンが腐食してる

スライドピンが激しく腐食しています。

そりゃもう粉っコナですわw

そりゃヌルッとスライドしてくれませんわ。

潤滑油を塗りつつギコギコしてたら

少しずつではありますが動くようになってきました。

何度も何度も潤滑油を塗りながら

根気よく作業を続ける事5分。

キャリパーサポートが外れた

ついにキャリパーサポートが外れました。

あんなにもたくさん潤滑油を塗ったってのに

殆ど中まで浸透していなかったですわw

それぐらい表面に粉状の腐食が

溜まっていたと言うことですよ。

そりゃこれじゃブレーキも

まともに使えないですね。

だってこれですよ?

こんなにもスライドピンが腐食

してるんですよw

腐食したスライドピン

でもこの腐食をよく見てみるとね、

古いグリスが固着して変質したもので

覆われている部分も多く、

腐食そのものは思っているほど

根深くないようです。

とりあえずキャリパーサポートが

外れたので作業を進めます。

ブレーキの引きずりはほぼこの

キャリパーサポートがスライド

しないことによる引きずりである事が

分かりました。

ですが、ここまできてピストンを

清掃せずにキャリパーサポートだけ

やって・・・と言うわけには行きません。

ピストンもちゃんと揉みほぐし作業を

実施して万全の状態にしていきます。

ブレーキレバーを数回握るか、

ピストンツールを使用して

ピストンを出来るだけ引き出しておきます。

ピストンを引き出す

引き出したピストン表面の汚れを

まずは落とします。

真鍮ブラシを使用して表面の汚れや

軽度の腐食を全て削り落とします。

ピストン表面を清掃する

ピストン反対側の汚れも

ピストンを回転させてちゃんと

清掃しておいて下さいね。

んでこれが清掃が終わった状態の

ピストンですね。

清掃が終わったピストン

真鍮ブラシでの清掃が終わったあとは

パーツクリーナーを使用して脱脂洗浄も

併せて実施しておくのをお忘れ無く。

脱脂洗浄が終わった所で

ピストン表面にシリコングリスを

万遍なく塗っておきます。

シリコングリスを塗っておく

シリコングリスをピストン表面に

ぐるり一周塗りおえたら指で

ピストンをブレーキキャリパーに押し戻します。

※ピストンの引きずり酷い場合は指で戻りませんw

ピストンを押し戻した

おww

2つともに簡単にピストンを

指で押し戻す事が出来ました。

しかも、揉みほぐしの必要が無いんじゃね?

って思うほどに柔らかくコンディションがいい。

ピストンを完全に押し戻した状態で

ピストンツールを使用してピストンを

グリグリと動かして柔らかく揉みほぐします。

軽度の引きづりが見られるピストンの場合、

ピストンの動きが重たく、握力を相当使います。

また、ピストンってのはよほど放置していない限り

全てのピストンが引きずって固着すると言うことは

稀な事ですので、2つのピストンを回し比べて

軽い方を参考にして、重たい方から作業すると良いでしょう。

こう・・・活字で説明するのは難しいんですよww

ぬるぅぅぅぅ~って感じ。とか、

女性でも回せる感じ。とか、

全っ然伝わりにくいでしょww

それ以外の良い表現方法を見いだせないw

フォースを感じろ!

フォースと共にっ!

なんて言えないし(・ω・)

余計に分からんわw

まぁ何しろそういう事なんで

どうしてもその感覚を知りたいという

方はご来店下さいませww

ご予約頂ければ準備しておきますから♪

引きずってるブレーキキャリパーを。

さ、ピストンの動きは軽快になりましたので

続いてはキャリパーサポートです。

腐食していた部分を真鍮ブラシ、ワイヤーブラシを

使用して磨き上げますとね・・・・

キレイになったキャリパーサポート

嘘の様に全部取れましたw

もうね、こんなにもキレイに取れるなんて

思っても見ませんでしたわ。

当初はもしかしたらスライドピンの

交換が必要になるかもと危惧していたのですが。

いやぁ良かった良かった。

って事で脱脂洗浄後にシリコングリスを

スライドピンに塗ってっと。

シリコングリスを塗っておく

ブレーキキャリパー側のスライドピンが

入る部分も綿棒を使用して

キレイに内部を清掃しておくのをお忘れ無く。

準備が出来たところでキャリパーサポートを

セットします。

取り外し時と違いこれでもか!というほどの

ヌルッと感でセット完了です。

ただし、一部問題が残っていますが。

キャリパーサポートをセットした

問題点、わかりますかね?

そうです。

ブレーキパッド残量が危険水域です。

もちろん私は当初から分かっていた事

なのでオーナーに申し伝えたのですが、

「諸事情があり、そのままで結構です」

と言うことだったのです。

つまり予算的なご都合と言うことでしょう。

またはブレーキパッドの交換は

ご自身で作業されるという事なのでしょうかね。

どちらにせよ、お客様のご要望ですので

お客様の意思は尊重せねばなりません。

ブレーキキャリパーを元通り車両に

取り付けてしっかり固定します。

ブレーキキャリパーを取り付けた

ブレーキキャリパー固定後は

ブレーキレバーを数回操作して

タッチが戻ってくるのを確認すること。

いや、もちろんちゃんとブレーキとしては

動作するようになりましたよ。

ええ、ええ、ブレーキはしっかり効きますよ。

ただ、ゴリュゴリュ言ってるけどw

直ちに問題となるような重要部位ですので

早急にご対応下さいとお伝えして

作業完了です♪

作業完了

あいにく他にも作業があるので

まだ試乗は出来ませんが、残る作業を

記事としてご紹介した際に

試乗の結果をお伝えしますね。

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

31.6℃

あぁーなんか喉が痛い。

タバコの吸いすぎかなぁ・・・。

確かに最近本数が増えたような気がする。

のどぬーる塗ってから帰宅します。

部品発注も概ね済んだし、連休明けに

すぐに作業を始められる段取りはバッチリです。

きっと納車整備や整備作業で

怒濤の様な月末を迎えることになりそうですが・・・・。

考えただけでも恐ろしい。

まぁ休められる時にしっかり体も心も

休めさせて頂きます♪

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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