SYM RV250の電装トラブルを修理してみよう!

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ども。

店の近所にある、ちょっと有名なパン屋さんの

きなこパンあんぱんを食べながら更新です。

閉店近くの19:00頃になるといつもおなかが空いてきます。

昼ごはんが足りてないってことは無いんですが、

ついついこの時間になると休憩しつつ、コーヒー片手におやつをポリポリ。

今日はパンでしたが、店内にスナック菓子等々が常備されているので

ポテトチップスを食べてみたり、アイスクリームも食べてみたり。

コンビニに行くと必ず、

『 おぉそうだ!充~充ぅ~♪ 』

で、スナック菓子を2~3個買ってしまいます。

もう今年で32歳になるので、そろそろこういう不摂生をやめなきゃ

そのうち・・・・

いや、だめだ!だめだ!

太っている私なんて想像できません。

我が家は代々細身で癌死亡率100%キャシャーン(華奢)家系。

お父様に叱られますわ♪

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でも、不摂生って止められないんですよね~。

特に食べても食べても太らない万年キャシャーンの私の場合。

だからと言って詰め込みすぎてもダメですよね。

何でもそうですが、節度を守るってことは大切です。ウンウン。

で、今日ご紹介する話に繋がるんですよ実は。

今日のお話を紹介する前に、いつもの開店時の

TODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

16.2℃

寒いです!寒いです!

朝起きた瞬間からブルブルしてたんで、ワイフが気を利かせて

ワイフ:『 紳士用肌着出そうか? 』

:『 おぉ、頼むー。 』

ワイフ:『 (・・・・ゴソゴソ) 』

ワイフ:『 衣替えしたんでもうタンスに無いやw 』

:『 ・・・あぁそう。 』

結局無いんかーーーーいw

衣替えを実施したのはワイフですよねー。しかもついこの前の話。

もう忘れてたんかーーーーいw

無いなら無いでガマンできますが、

一度は期待してしまったので紳士用肌着が恋しくて仕方ありません。

そんな、寒の戻りの大阪でのお話。

はい、茶番もこれぐらいにして今日の本題です。

まずはいつも通り車両からご紹介。

SYM RV250

SYM RV250 です。

ちょっと変わった顔つきをしている車両ですが、走りも軽快で装備も充実です。

で、今回のご入庫はタイトルでもある程度察しが付くと思いますが、

電装系のトラブルでご入庫です。

症状は、バッテリー警告灯点灯始動性が悪いヘッドライト不点灯です。

とにかくまずは症状を確認しましょう。

早速キーをオンにしてみます。

バッテリー警告等がしっかりと点灯しています。

バッテリー警告等

エンジンを始動すれば消えるかもなので、エンジンを始動しますが

その前にバッテリーにテスターを接続しておきます。

まずはグローブBOXを開きます。

グローブBOXをあける

グローブBOX左側のカバーの内側にバッテリーが有ります。

こんなにも大きなグローブBOXなのに、物を入れれるのは右側だけ。

スズキ スカイウェイブ250と同じ造りですね。

カバーを取り外すとバッテリーがお目見え。

バッテリーが見えた

この状態のままだと少々テスターのクリップと接続しにくいので、

少しだけバッテリーを手前に引き出して接続してエンジンを始動します。

さてさて、バッテリーの充電量はどうかな~

エンジン始動後のバッテリー充電量

あら・・・あららら!?

バッテリーの警告等が消えてないばかりか、充電量も少なすぎます。

いや少ないってより、全く充電されていません。

通常ならば、13.5V~14V程度は出力されているはずなんですが・・・。

とりあえずそのまましばらく様子を見ていると、

バッテリー電圧が下がる

ついに8.11Vまで低下。

これはバッテリー電力だけでエンジンが始動している状態ですね・・・。

ヘッドライトも勿論点灯してません。

回転数を上げても変化なし。

むしろ回転数を上げれば上げるだけ電圧が降下します。

こりゃレギュレターがご臨終かな?

こういったトラブルは、国産、輸入車関わらずよくある事なので

さして驚きませんが、(予想していたし)なにより驚いたのは

バッテリー電圧7.8Vでもアイドリングするこの車両。

一般的な車両なら、10V程度でパスンパスン言い始めて、

場合によってはエンジンストップ。

消費電力が少ない車両でも、9V共なると確実にエンジンストップです。

それが、7.8Vでも調子が良い悪いは別として、

淡々とアイドリングしています。(ヘッドライトは点灯してません)

なんだったら、アクセル開ければ回転数もしっかり上がります。(パスンパスン言いますが)

ある意味、動です。

とりあえずエンジンを止めてレギュレターの状態を見てみます。

RV250のレギュレターはマフラー上方のシートカウル内部に

こんな感じで取り付けられています。

Rv250のレギュレター

しかも、随分と大型ですね。

エンジンを止めた直後で、ジェネレータが正常に交流発電していたとすれば

受け口になっているレギュレターは発熱しているはず。(パンクしているかどうかは別)

ってことで触れてみると・・・冷たっ!

まったく熱を感じられません。ほぼ室温ぐらい。

マフラーからは熱気がムンムンと上がってくるのに。

レギュレターの温度

表面の放射温度は23.6℃。

やはり室温ぐらいです。

(これが正しい使い方ですよー)

やっぱりレギュレターがパンクしているっぽいです。

通常ならエンジン始動後、数十秒でレギュレターは熱を発し始めるので

5分もエンジンを掛ければ、なかなかの温度まで上がりますよ。

なんとなく原因がハッキリしたので、バッテリーの警告等に関しては

ちょっと横に置いといて、ヘッドライトの不点灯の症状を探ります。

・・・といいたい所ですが、

充電もしてない上、バッテリー電圧だけしかないのにヘッドライトなんて付かないっての。

試しにブースターパックを接続してエンジンを始動すると、

見事にヘッドライトは点灯。

何度繰り返しても正常にヘッドライトが点灯するのを確認。

ヘッドライトはバッテリー電圧不足による不点灯と判明。

レギュレターがパンクしている線で作業を進めますが、

ジェネレーターからの交流発電もチェックスル必要があるため、

ここではまだ断定は出来ません。

さっそくシートカウル周辺を分解します。

まずはグラブバーを外します。

(この後気が付きましたが取り外さなくても大丈夫でした)

グラブバーを外す

次はメットインBOX内部の固定ボルトを全て取り外します。

全部で6ヶ所固定されています。

メットインBOXの固定ボルトを取り外す

次はシートロック下にある室内灯のスイッチを

カバーごと取り外します。

室内灯スイッチのカバーごと外す

あとはメットインBOX全体を車両から引き抜いて取り外します。

シートも取り付けたままでOKです。

メットインBOXを取り外した

随分と大きな塊で取り外せますね・・・。

まぁ手間がかからなくていいですが。

んでこれがメットインBOXを取り外した状態。

メットインBOXを取り外した状態

見晴らしがよくなりました。

これで作業がしやすくなります。

まずはレギュレターの配線カプラを手前に引っ張り出します。

レギュレターのカプラ

ちょうどイグナイタの裏側に隠れています。

配線カプラを引っ張り出すのに、手前のイグナイタが邪魔なので

ステーから取り外して横にあるスタータリレーの傍に・・・・っと・・・?

あ゛ぁ゛っ!?

ドロ~リのスターターリレー

スターターリレーが激しくコメントし難い状態になってます。

レギュレターの故障の線は一旦消去です。

色んな意味でコイツが匂いますぜ、アニキ。 

配線カプラをスターターリレーから取り外してみました。

カプラを取り外した

ヒュ・・・ヒューズはどうした?

もしかして、このグッチャリなっちゃってるこれか・・・(グイグイ)・・フンッ!

溶けているヒューズ

もうちょっと近づいてみてみましょうか。

溶けたヒューズ

ヒューズなのにヒューズの役割していないじゃんか。

スターターリレーに入っているヒューズは30A。

30A以上の電流が流れたら、ヒューズが溶断して回路を保護するんだよね?

断どころか、周辺までとろけていますが?

なぜこうなったのかというと・・・。

エンジンの掛かりが悪い為長時間セルを回し続け、通常ならばこの辺りで

ヒューズが切れてもいいはずですが、運が悪いことにヒューズが切れないばかりか

スターターリレーの配線カプラが溶けてしまい、

(ここから先は今日の結末です)

レギュレターからバッテリーに給電される配線が断線し、バッテリーに充電されなくなった。

それと同時に、メーター上でバッテリー警告等が点灯し、

ヘッドライトも電圧不足で不点灯となった。

と、私は考えています。

とにかく、スターターリレーを修理する方向で

作業を続けます。

まずはメインハーネスからスターターリレーを取り外します。

取り外したスターターリレー

よく国産車両で見かけるタイプのスターターリレーですね。

ここでいつもお世話になっているショップに電話。

『・・・・かくかくしかじか、・・・・で、そのリレーがさ・・・・・ある?』

『うーん・・・(ゴソゴソ)うーん・・・・(ゴソゴソ)発見しました!』

『じゃまた・・・・のときに・・・え!?まじでw・・・・さんきゅ。ガチャッ』

これでスターターリレーの手配は完了です。

メインハーネス側のカプラも完全に溶けているので、

どうにかしないといけません。

といっても、こういったカプラ類は部品指定されていませんので

メーカーから購入することは出来ません。

店にある配線箱をゴソゴソと漁ってみます・・・・

配線箱をゴソゴソ

 おぉっ!

出てきたカプラ

スターターリレー用のカプラを発見。

探せばあるもんですね~。

元のカプラと比べてみます。

全く同じカプラ

そんなにも真似する必要があるのかと聞きたくなるほど酷似です。

カプラも見つかったので早速配線を修理していきます。

まずは元のカプラの根本から配線をカットします。

配線を切る

次に見つけたカプラに付いていたゴムカバーを入れて

配線先端の被覆を剥いて端子を圧着する準備をします。

被覆を剥く

カプラ用(ハウジング)の圧着端子を取り付けます。

端子を圧着する

圧着端子を取り付けたら、まずは一旦元のカプラと同じ並びで

配線カプラに圧着した端子を入れます。

カプラに端子を入れた

そしてゴムカバーを被せて配線テープで固定します。

配線テープでゴムカバーを固定する

用意したスターターリレーにバッテリー側端子とセルモーター側端子を固定します。

配線を固定する

今回用意したスターターリレーは、RV250の純正の丸型スターターリレーではなく

角型のスターターリレーですが、全く問題なく使用できます。

スターターリレー自体がそんなに高機能な部品ではないので、

純正品でなくてもこうして流用が可能です。

あ、勿論使用するヒューズのアンペア数は必ず合わせておくように。

んで、配線カプラをスターターリレーに差し込んで

ブースターパックを接続して、いざエンジン始動!

・・・と思ったんですが、キーをオンにしてないのに

ブレーキランプが付いていたり、ブレーキを握るとヘッドライトがついたり。

スターターリレー部の配線の並びがやはり、RV250と国産車両では違うようです。

最終的にはこの配線の並びで正常作動です。

カプラを差し込む

ヒューズ側にセルスタートスイッチの配線が入り、

ヒューズと反対側に電源配線が入ります。

カプラを接続したら、いよいよエンジンの始動です。

ドキドキしながらテスターの数値を見つめます。

すると、

正常!!!

おおおおおおおおおおお!

正常な数値が戻ってきました。

アイドリング付近では写真の数値が出ていますが、回転を上げていくと

しっかりとレギュレターも機能しているようで、13.8V~14Vぐらいまで

レギュレートしてくれます。

とりあえず、レギュレターの不良でもなく

スターターリレーのトラブルだけで事なきを得ました。

数日間は電圧の確認作業を続け、問題が無い事を確認したら

お客様に車両を返す予定です。

こういった電装系のトラブルを修理した場合は、

必ず試乗と数日間の確認が必要です。

焦って車両をお返しして、また同様のトラブルを起こしたら

ご迷惑をお掛けする上、二度手間、三度手間になりますから。

じゃ今日はここまで。

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

14.6℃

寒の戻りってこんなにも寒くなりましたっけ?

今日来られたお客様なんて、ダウンジャケット?をお召しになられてましたよ。

それぐらい寒いってことです。

ではまた♪

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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コメント

  1. 胴長犬 より:

    SYM RV250を中古で買おうかとググっていたらヒットしました。バイク屋さんでいらっしゃいますか? こういう方が近所に居たら百人力だな、という思いで読ませて頂きました。

    • centrumMC より:

      こんにちは。
      大阪の堺市でバイクショップを営んでおります。
      SYM RV250いいですね。
      外装の造り込みは国産に敵いませんが、
      お客様は口を揃えて

      『スタートダッシュが国産より上』

      と言っています。
      出来るならばEFiがお勧めですが、
      キャブ仕様車でも十分に満足して頂けると思います♪