【続】イントルーダーシリーズのウインカーが抱える問題

ども。

午前中に昨日中途半端なところで記事が終わったので

その続きをザザーっと更新します。

ブログの記事を書いてる時って、

色々試してみて分かったのですが

お客様と笑しながら

ムリ

  記事の筆はムリw 

頭の中がぐちゃぐちゃになって、キーボード叩けないし

会話も訳が分からなくなります。ハイ。

↓ 続きを読む ↓

って事で昨日の続きを書きましょう。

昨日は確かウインカーレンズを開けた所て

指じゃ電球は外れないぜ!って所まででしたね。

昨日の記事は以下からどうぞ。

イントルーダーシリーズのウインカーが抱える問題

電球を外す

これがまぁホントに錆びて固着すると外れない。

強く握って電球が割れて血まみれになった事もあるぐらい。

少し頑張って外れない場合は無理はせずに諦めましょう。

ウインカーボディとステーの連結部分のボルトを緩めて

ボディとステーを分離させます。

分離させる

見事なまでにサビサビですね。

このボディとステーの境目でラバーによって防水処理をしているんですが、

水の抜け所が無い為にこの部分に水が大量に溜まって完全にプール状態になります。

防水処理といってもやはり完全では有りませんので、

徐々にボディ内部に水が浸水していつの間にか

ウインカー内部まで水に浸かるって訳。

水抜きがあればこうはならないと思うんですがね・・・スズキさん。

まぁいいでしょう。

とりあえずウインカー本体を車体から取り外します。

リヤグラブレールの下から1ヶ所だけで固定されてるだけなので

簡単に取り外す事ができます。

ウインカーを取り外す

電球を取り外さないと先へ進める事ができないので

何とかして電球を外します。

ウインカーステーをボディと分離させて内部を覗くと

電球を支えているラバーが見えます。

ソケットのラバー

防水処理の要がコレ。

水抜き穴があ・れ・ばこれでも十分ですが、

不十分まりない

そんな状態です。

電球を外す事ができないならば、このラバー部分を内側から

破らないようにグイグイ押して抜いていきましょう。

押して抜く

少しずつ浮いてきましたね。

この調子で完全に抜き取ってしまいます。

抜きにくい時は潤滑剤を塗ると抜きやすいです。

んでグイっと抜き取るとこんな感じですね。

ソケットが外れた

ようやく電球ごとソケットが外れました。

こうして分離させた状態だったら、意外と簡単に電球が外せたりします。

電球をソケットから外す

なんとか外れましたが、そんなにヒドイ状態ではなかったので安心しました。

ヒドイやつはね、何をどうやっても電球がソケットから外れません。

そういう時は、素直にメーカーから新品部品を購入するか、

電球を割って少しずつ座金を毟って行くというの道を進む事になります。

私は勿論後者の方法を選びますがw

でもさすがにこの状態のソケットをもう一度そのまま使用するのは

不可能に近いので、腐食を取り去る必要がありますが

如何せん電球のソケットって小さい・・・。

ワイヤーブラシで磨くのもハッキリ言って

時間も掛かるしね~。

って事で用意したのが希硫酸(いわゆるバッテリー液ですね)

希硫酸を薄めずこれにソケットごと浸け込んでサビを溶かします。

ソケットと希硫酸

配線を極力引っ張り出して金属の露出部分をソケットだけにします。

くれぐれも電球との接点や内部のスプリングそのままで

希硫酸に浸けるのは止めましょう。

使いもんにならなくなりますから。

配線はゴムの被覆を被っているので、少々希硫酸に触れても

問題ありませんし、そんなに長時間浸ける必要も無いので大丈夫です。

電球ソケット部分がキレイになればそれでいいんで。

ソケット外側はラバーがくっついていたので

外側は新品のときのように輝いてます。

準備が出来たら希硫酸に入れます。

希硫酸に入れる

早速茶色く変色してきましたね。

いい感じでサビが取れている証拠ですね。

この作業をやるときは絶対にこの場から離れないように!

ソケットは薄い金属なので長時間つけるとボロボロになりますから。

時折引き上げて確認しながら浸けていきます。

シュワシュワ

なんだか激しく反応しているようでシュワシュワいって泡が出てますね。

決して慌てない様に。普通の事ですから。

ガスが発生しているので狭い室内とかでやるのはヤメましょうね♪

いや、危ないので良い子の皆は絶対に真似しないように!

少し引き上げて内部の様子を見てみましょう。

さびが取れてきてる

おぉ!いい感じで取れてきてますよ~!

でもまだ不十分なのでさらに作業を続けます。

さらにブクブク泡が出る

もうシュワシュワとか可愛いレベルじゃなく、ブクブクいってます。

心して下さいw

普通の事ですので。

何が普通の事なんだとお思いでしょう。

じゃ簡単に説明しますね。

今紙コップに入っているのは希硫酸ですね。

その希硫酸に浸けているのは、

メッキを施したソケット

ですよね。

そうです。もうお分かりですね。

ソケット外部の亜鉛(つまり鉛ですね)が希硫酸によって分解され、

電気が発生しているんですね~。

つまりこれっていうのは、バッテリーと同じ仕組みですね。

まぁそうは言ってても分かりにくいと思いますので、

より証拠

ってことで電気が発生しているか確認してみましょう。

テスターとステンレスの棒を用意してこのように接続します。

テスターを繋げる

ソケット側にマイナスを接続して、ステンレスの棒側にプラスを接続します。

お互いを触れ合わせないようにまずはソケットを希硫酸に入れてから、

プラスの棒を希硫酸に入れます。

ゆっくりと入れる

テスターのレンジはDC2Vで計測しています。

そして気になる数値はというと・・・・

電圧が出ます

0.168V発生中♪

これはソケット外側の亜鉛メッキの付着量によっても変わってきますが、

当然ソケット外側の亜鉛メッキが溶けてなくなれば無くなるほど

電圧も降下していきます。

しばらくするとこんな感じになりますね。

電圧が落ちてきた

くれぐれもバランスウェイトとかぶち込まないように!

これでお分かりいただけたでしょうか?

ちょっとした科学の実験でした♪

ソケットはどうなったかというと、

ソケットの状態

外側の亜鉛メッキは完全に無くなって、

ソケット内部も実用に耐えるほどまで腐食もキレイになりました♪

 ※完全に取り去る事は不可能ですからこのへんで諦めましょう

希硫酸から取り出した後はよく水洗いしてから使用しましょう。

ソケットを元に戻す前に過剰なぐらいで結構ですので

グリスをしっかりとソケット部分全体に塗っておきます。

グリスを塗る

特に配線の入口付近(ソケットのオシリ部分)には

シッカリとグリスを塗っておきましょう。

グリス塗りが終わったらボディに逆の手順で戻していきますが、

ボディに戻す際にもラバー部分とボディ内側にもグリスをシッカリ入れて

防水処理しておきましょう。

元に戻し終わるとこんな状態ですね。

リフレクターが終了

リフレクターの腐食は落とす事が出来ない為、(メッキがはがれやすい)

ある程度拭き掃除をしたらそのまま使用します。

ウインカーステー側からもグリスを入れておきましょう。

入れる前がコチラ。

グリスを入れる前

ここがプールになりますのでシッカリと入れておきます。

ドップリ

これでOKですね。

ただ、これでもプールの状態が長く続けばまた浸水するので

対策を行います。

ウインカーステー裏側に水抜き用の穴を開けておきます。

水抜き穴を開ける

穴の大きさは適当で結構です。

穴が開いていれば必ず水は抜けていきますから。

穴開け完了

位置はこの辺りですね。

これで水対策もバッチリです♪

そもそも、

  雨ざらし保管ってのが無茶

ですよ。

これは左後ウインカーのみに言える事で、

フロントや右側ではここまでの対策は必要ないと思います。

雨ざらし保管や、雨の中でも良くイントルーダーを使用するという方は

早いうちに対策を行っておくのもいいかもしれません。

ウインカーレンズも激しく曇っていましたが、

これも取り付ける前にシッカリと磨きこんでから取り付けましょう。

多少のレンズの曇りは磨けば取れますから。

ただ、ウインカーステーがまだメーカーから届いていないので

到着して車両に取り付けが完了したらまた写真をUPしますね。

ではまた今晩お会いしましょう~♪
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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