VTR250にビキニカウルを取り付けてみよう!

ども。

昨晩、引き取りに行って来た車両ですが問題発生です。

いや、昨晩の内に気がついていたのですが

夜も遅かったということでお客様には連絡せず

今日のお昼頃に電話しました。

イントルーダー800のキーセット

キーお預かりするのをれていました・・・

夜間の引取りで良く見ていなかったのと、キーはささっていると

思い込んでいたので店に戻ってくるまで全く気がつきませんでした。

それで、店に戻ってきて車両を軽トラックから

下ろす際に気がついたんですけどねー。

とんだ大失態です。

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幸いな事に簡単な造りのメインキーシリンダーですので

キーが無くてもイグニッションをONにする事は問題ないぐらい。

最悪、お客様に車両をお返しするその時まで

キーが無くても作業は出来るのですが。

そうこう言っていると、オーナー様ご来店w

キー持って来ましたよ~♪

ああぁぁああぁぁぁっっっ。。。

ドエライお手数をお掛けして申し訳ないです。

これで一手間掛けずに作業が出来ます。

身軽なお客様に謝っ♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

24.2℃

温度も高く朝から最高にバイク日和の朝でした。

真夏になるとオシリの下が暑くて仕方なくなるんですが、

それもまた夏の醍醐味でしょう♪

さて今日はこちらの車両。

ホンダ VTR250

ホンダ VTR250ですね。

トラスフレームにVツインエンジンが特徴的なモデルですね。

今日はお客様持込依頼のビキニカウルを取り付けていきます。

取り付けるビキニカウルがこちら。

ビキニカウル

某オークションなどで販売されている製品のようで、

驚くほどの安価で販売されています。

製品はいわゆるプラスティック製で、有名メーカー品と違って

グラスファイバー製ではありません。

プラスティックということは、当然裏面もこんな感じの仕上がりです。

茶色い裏面

うーーーーーーーん

ガンプラな?w

せめて裏面もシルバー色を塗ってくれていると

高級感が出るんですけどねー。

まぁ、それにしても非常に安価でお買い求めやすいですし、

表面の塗装具合も悪くない、製品の歪みも少ない。

ただし、薄く造りすぎていて柔らかいのが難点です。

風によるバタつき対策が追々必要になるでしょうね。

製品に付属していた取り付け部品はこれ。

そう、これだけ。

付属のボルトセット

スクリーンの固定用だけです。

って事はビキニカウルの固定はヘッドライトケースを固定している

ボルトを使用するということになりますよね・・・。

とにかく、 まずはヘッドライトにカウルをあわせてみましょうか。

仮合わせ

ボルトの位置はGOOD!なんですけどね・・・

VTR250の場合、ヘッドライトを固定しているボルトをそのまま使用は不可

なぜかって言うと、ヘッドライトステーに問題が有ります。

ヘッドライトステー部分

そう、一般的によく見られるフラットなヘッドライトステーじゃないんです。

パイプと鉄板を合わせているタイプなので、パイプ部分の分厚さが邪魔して

カウリングを固定できません。

ってか、そのまま締めこむと確実にビキニカウルが割れますし、

しっかり締め込めないとヘッドライトも満足に固定できません。

それに、ボルトの長さも純正ではまったく足りません。

このパイプの分厚さをカラーを入れてかわしてあげる必要があります。

カラーを製作する為に、必要な分厚さを計測します。

必要な分厚さを計測する

計測した結果、7.5mmだったので余裕を持たせて8mmの

カラーを製作します。

まずは万力にアルミの丸棒をセットして、

アルミの丸棒

必要な長さより少し長めにエアーソーでカットします。

エアーソーで切る

エアーソーでカットすると切断幅が少なくてGOODです。

サンダーでも切れますが、とにかく粉となって消える量が多いので無駄です。

んで必要な長さに切り出したカラーがこちら。

切り出したカラー

切断面が荒いですが、分厚さを均等にするために万力で固定して

ペーパーで面を整えておきましょう。

面を整えたらカラーの中心にボルトを通す8.5mmの穴を開けて

バリをとって仕上げておきます。

穴を開けたカラー

さすがにこのまま使用するには汚いので、

表面をキレイに磨き上げましょう♪

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・

磨き終わったカラー

ハイ♪キレイになりました。

これでやっと実用に耐えられる仕上がりです。

といっても、殆どカラーは表から見えませんが・・・ 

ビキニカウルを取り付けるために車両側の準備に入りましょう。

まずはヘッドライトレンズを取り外します。

ヘッドライトレンズを取り外す

レンズの取り外しが完了したら、次はヘッドライトケースを固定している

ボルトを取り外しましょう。

ヘッドライトケース内側にライトケース専用のナットと、

ライトケースのボルトが通る部分にカラーが入っていますので

無くさないように注意して下さい。

ヘッドライトケースの固定ボルトを取り外す

大手メーカー品のビキニカウルの場合、この純正のボルトを取り外した後に

ちょっと特殊な、ナットつきボルトを使用してヘッドライトケースを固定して

ビキニカウル固定用に表からナット部分に向ってボルトを入れて固定する

というパターンが殆どです。

文字じゃ説明しにくいので絵で説明するとこんな感じです。

見たことありませんか?

こんなボルト

これが付属していればカラーなんて作る必要はないんですね。

まぁ無いもんは造ればいいんですが。

でヘッドライトケースの固定ボルトを外すと

ライトケースがこんな風にうなだれてきます。

固定ボルトを外した

切り出して造ったカラーと、9mmほど純正よりも長い

ボルトを用意してビキニカウルを仮固定してみます。

仮固定中

とりあえず分かった事。

ライトケース内側のナットが外れてしまうので、

内側から手で押さえておく必要がありますが

ビキニカウルを取り付けるとヘッドライトレンズの固定が出来ません。

くそぅ・・・

すごい面倒な固定方法になりそうです。

とにかく切り出したカラーと別で準備したボルトで

固定には問題ないことが確認できましたので

本固定をしていきましょうか。

まずはライトケース内側のナットを両面テープで

固定しておくか、テープなどを使用してライトケース内で

落ちないように固定しておきます。

次はヘッドライトレンズを元通りライトケースとあわせます。

ヘッドライトレンズを先にライトケースとあわせておく

次にビキニカウルを持ってきますが、その前にスクリーンを

カウルにしっかりと固定しておきます。

スクリーンを固定する

締めすぎて割らないように注意する事。

スクリーンは締め過ぎるとすぐに割れてしまいますので。

ビキニカウルをわせつつ、ライトステーとビキニカウルの間に

切り出したカラーをれつつ、ヘッドライトケースを持ち上げて位置をわせつつ

外側からボルトを入れて固定していきますが、強くボルトを押し込みすぎると

ライトケース内部でナットが外れてしまいますので、

全神経を指先に集中しながら、つつ・つつ・つつ作業を行いますw

いいぃぃぃぃっっっ!!!!!!!!!!

ってなりそうになりますが、指先に全神経を集中する事をお忘れなく。

んでビキニカウルの取り付け完了です♪

ビキニカウル取り付け完了

スクリーンとマスターシリンダーが干渉してカタカタとウルサイので

マスターシリンダーにスポンジを挟んで解消。

本当はカットしてしまうのがいいのですが、このビキニカウルの場合は

薄くて柔らかいのでちょうど良い支えになるでしょう。

ついでにオイル交換も実施してっと。

ついでにオイル交換

週末に滋賀県までツーリングキャンプに出かけられるとの事でしたので、

ビキニカウルも付いたし、1年ぶりにオイル交換したし(w)

気分もウキウキ♪でしょうかねぇ~?

じゃ今日はここまで♪

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

21.8℃

あぁ~そろそろ通勤(兼代車)で使用しているスクーターの

タイヤ交換しなきゃもうスリップサイン出てます。

お客様に、

スリップサイン出てますよー

って、説得力無さ過ぎますしねぇっ♪

ではまた明日!

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