曲がったバックステップとかを修整してみよう!

ども。

明日ので大阪の天気予報見ました?

せっかく家族+ウサギさんで奈良公園に遊びに行こうと思ったのに。

どしゃぶり報やんか。

お昼頃の予報と比べて降水確率は少し低くなりましたが

それでも依然として日中の降水確率は90%

お外遊びは出来ないので室内遊びに変更するしか無いですね。

映画でも見に行こうかねぇ・・・。

子供達はドラえもんプリキュアを見たいと言ってますし。

今日帰ってワイフと会議です。

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先日からご紹介しているこちらの車両。

カワサキ ZRX400

カワサキ ZRX400ですね。

左側に転倒して

メーター、ヘッドライト、エンジンカバー、

ハンドルバー、ウインカー、バックステップ

等々ダメージ多数。

既にジェネレータカバー交換済みで、交換の様子は

過去の記事でご紹介していますのでごちらをご覧ください。

ZRX400のジェネレータカバーを交換してみよう!

今日はバックステップとハンドルバーを修整する様子を

ご紹介します。

その前にいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

13.2℃

明日はドシャブリになるとは思えないほどの晴天です。

まずはグンニャリまがったバックステップがこちら。

曲がったバックステップ

ステッププレート自身が内側に入り込んで

シフトのトルクロッドがプレート自身に当たっていて

シフトチェンジが出来ない状態。

バックステップが付いている車両が転倒すると、

殆どの場合こうしてバックステップが内側にめり込んでしまいます。

まずエンジンと接続しているチェンジレバーを取り外します。

チェンジペダルを取り外す

チェンジレバーを取り外したらステッププレートの固定ボルトを

取り外してステッププレートを取り外します。

ステッププレートの固定ボルトを取り外す

取り外したステッププレートを確認してみましょう。

取り外したステッププレートを確認する

転倒するとステップバーにも、フレームの取り付け部分にも

必ずダメージを負います。

特に非可倒式のステップバーの場合は衝撃が逃げないので

ダメージが大きくなります。

かくいうこのバックステップもプレートとバーの間に隙間が出来るほど

曲がってしまっています。

とりあえずまずは曲がっているバーを取り外します。

ステッププレートの裏側からボルト1本で固定されています。

ボルトを取り外してみると、

ボルトがぐにゃり

ボルトがぐにゃりと曲がっています。

幸いな事に今回はボルトだけの曲がりで住んでいるようなので

ボルトを交換すれば何とかなりそうです。

同じ様なボルトをネジ箱をゴソゴソと探すと

みつかりましたよ。似たようなボルトが。

見つけたボルト

似たようなって言うか、同じボルトにしか見えません。

でもボルトっていっても、

このボルトじゃねぇ

お前じゃない。

普通のボルトを使用して取り外したステップバーを

固定しますが、その前にステップバーに一緒に固定するシフトペダル

との摺動部分にグリスをしっかり塗っておきます。

グリスを塗る場所

この部分のグリスが切れて、当たりが強くなってくると

当たりが強い部分は擦れて痩せてきます。

痩せてくるとシフトペダルがガタガタしてシフトフィーリングが悪くなります。

グリスを摺動部分に塗る

グリスを塗ったら新しいボルトでしっかりと固定しておきましょう。

バックステップ側は作業完了ですが、

残す問題はフレーム側ですね。

まずはフレームのステーを確認します。

ステップ取り付け部

表から見ているとそんな大した事になっていない様な感じですが、

車両後方から確認してみます。

取り付け部分の状態

内側に曲がっていますね。

ここでの数mmはステッププレート全体の数cmの曲がりに

なりますので、出来る限り元の位置まで戻す必要があります。

流石にこの状態で戻せるほどステーは柔らかく有りませんので、

バックステップを取り付けて修整します。

修整の方法はいたって簡単。

取り付けたステッププレートとスイングアームの間に

長いタイヤレバーを差し込んで手前にグイグイとコジコジして引き出します。

タイヤレバーで引き出す

スイグアームにタイヤレバーを当てて、梃子の原理を利用してコジましょう。

タイヤレバーが滑って怪我をしないように注意しましょう。

グイグイすると当初よりもずいぶんと表に出てきました。

初めの状態と少し出てきた状態を比較しましょう。

2枚並べてどうぞ。

曲がったバックステップ少し修整した状態

(上)修整前

(下)修整後

あまり違いが感じられませんが、随分とよくなりましたが

まだシフトのトルクロッドがステッププレートに少しだけ擦ってます。

トルクロッドがまだ擦ってる

ほんの少し擦ってますね。

まだグイグイやる必要があります。

グイグイグイグイグイグイグイグイ

で、最終的にここまで修整が完了しました。

修整完了

トルクロッドもステッププレートに当たらなくなりましたし、

ステップバーも車体に対して真っ直ぐなりました。

シフト操作も軽やかに戻りました。

ZRX400に限らず、ステッププレートが内側に曲がってる車両の修整は

必ずステッププレートを取り付けた状態で作業しましょう。

これでステッププレートの修正は完了です♪

次はハンドルバーを修整しましょう。

まずはグンニャグニャになったハンドルバーがこちら。

グンヤグニャのハンドルバー

もうねここまでいったら普通は交換するんですが、

アルミのハンドルバーは意外と素直に修整が出来ます。

修正方法も簡単です。

大きな木槌でドコドコ叩くだけ。

細かい写真撮影をしていないので

完成写真だけどうぞ。

修整完了後のハンドルバー

どうです?

いい感じで修整完了です。

予算に余裕がある場合は交換をお勧めしますが、

予算に余裕が無い場合は、こういった修整も行わなければ

全てのお客様のご要望にお答えできません。

必ずしも修整で完全に元通りというわけにはいきません。

一度曲がってしまったものはやはり何処までいっても

少々の曲がりは残ってしまいますので、予めお客様には

お断りしておく必要はありますが。

じゃ今日はここまで♪

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

9.4℃

いつもの夜よりも少々温度が高めですね。

やはり明日のどしゃぶりの前兆でしょうね・・・。

ではまた水曜日にお会いしましょう。

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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